Jan 06, 2025
【お弁当レシピ】スープジャーの便利な活用法を紹介|寒い季節にぴったり!
保温性や保冷性に優れ、持ち運びにも便利なアイテムがスープジャーです。外出先でも暖かい料理やスープを楽しめるのがスープジャーの魅力ですが、具体的にどんな使い方ができるのかわからないという人も多いのではないでしょうか。
本記事では、スープジャーとは何なのか、という基本から、簡単にマネできるお手軽レシピを紹介します。
MOKUJI
スープジャーとは
スープジャーはステンレス製の魔法瓶で、温かいものは温かいまま、冷たいものは冷たいまま長時間持ち運びができるアイテムです。水筒と違って口が広く深すぎないので、スプーンなどを使ってそのまま食事を楽しめるので、お弁当箱代わりやランチのもう一品として使うことが可能です。すでに調理されたものを持ち運ぶだけでなく、自宅で食材と熱湯を入れておいてほったらかしで調理ができるという使い方もできます。スープジャーならではの楽しみ方や選び方なども詳しく見ていきましょう。
スープジャーの特徴とメリット
スープジャーの「保温性が高い」という特徴をいかして、ほったらかし調理ができるという点は大きなメリットです。忙しい朝にお弁当を作る手間が省け、朝の時間を有効活用できるでしょう。また、スープジャーはお弁当箱と比べて深めで口が狭く、スープやリゾット、パスタなど入れるのに向いています。そのため具材の配置や彩りなどを気にしすぎる必要がなく、自炊のハードルをさらに下げてくれるアイテムでもあるのです。
そのほか、傷みやすく持ち運びが不安な食材でも冷やして持ち運ぶことができるなど、スープジャーには多数のメリットがあります。
スープジャーの種類と選び方
スープジャーを選ぶ際は、容量と保温性を重視するのがおすすめです。スープジャーのなかにはリゾットやパスタなどメイン料理もしっかり入れられる大容量のものから、スープやサイドメニューに最適なコンパクトなものまで様々な大きさがあります。自分がスープジャーをどのように使いたいのかを明確にすると、選ぶべきサイズも見えてくるでしょう。
保温性が高いものは温かさや冷たさが損なわれず、長時間経ってもできたてのような料理を楽しめます。何時間程度が目安かの記載を確認しておくこともおすすめです。スープや液体を持ち運ぶことを想定しているなら、密閉性の高さもチェックしておきましょう。
スープジャーを使うときの注意点
スープジャーは温かいスープや冷たいデザートなどを持ち運びやすい便利なアイテムですが、使用前には注意点も確認しておきましょう。スープジャーに入れておけば安心!というわけではないので、以下の点を意識して美味しく安全に外出先での食事を楽しんでくださいね。
加熱したものは冷まして入れる
卵焼き、ハンバーグといったおかずは、ある程度冷ましてからスープジャーに入れましょう。おかず類を熱いまま入れてすぐに密閉してしまうと、傷んでしまう可能性があります。反対に、スープなど汁物は熱いまま入れても問題ありません。さらに保温性を高めたいなら、事前にスープジャーに熱湯を入れて容器自体を温めてから熱湯を取り出して食材を入れることもおすすめです。
痛みやすい生ものは入れない
スープジャーは長時間保温、保冷ができるアイテムですが、気温が高い場所に置いておくと食材が
傷んでしまう可能性があります。生もの、腐りやすいものなどはスープジャーには入れないようにしましょう。生ものは加熱処理してから入れるようにしましょう。
使用後はすぐにお手入れする
スープジャーの使用後はすぐに洗い、清潔な状態を保ちましょう。ステンレス製のスープジャーの場合、味噌汁やスープなどに含まれる塩分の影響でサビが発生したり、保温効果が弱まったりする可能性があります。キムチなどにおいの強いものを入れたあと放置するとにおいが移るだけでなく、変色してしまうこともありますので気をつけましょう。
スープジャーを活用したレシピ【スープ系】
スープジャーを活用したレシピのなかでも人気のスープ系メニューのレシピを紹介します。外出先でも温かいスープで一息つきたい方はぜひ参考にしてみてください。
ほっと温まるミネストローネ風スープ
<材料>
・生姜……1~2片(5g)
・にんじん……50g
・玉ねぎ……50g
・しめじ……60g
・ひよこ豆(水煮)……30g
・トマト缶(カット)……80g
・オリーブオイル……大さじ1
・(A)ケチャップ……大さじ1
・(A)しょうゆ……小さじ1
・(A)レモン果汁……小さじ1
・(A)日本酒……小さじ2
・(A)水……160ml
・(A)塩……ひとつまみ
・(A)粗びき黒こしょう……適量
・乾燥パセリ……適量
<作り方>
- 生姜は皮をむきみじん切りに、にんじんと玉ねぎは1cmの角切りにする。しめじは石突き(根本部分)を切ってほぐしておく
- 鍋にオリーブオイル、生姜を入れて中火にかけ、香りが出てきたらにんじん、玉ねぎ、しめじ、塩 少々(分量外)を加えて2分程度炒める
- 2にひよこ豆とトマト缶を加えて追加で1分程度炒め、(A)を全て加える
- 煮立ったら蓋をし、弱めの中火で3分程度加熱する
- スープジャーに4を入れ、乾燥パセリを振りかける
- 30分以上保温したら完成
満足感たっぷり担々麵風スープ
<材料>
・木綿豆腐……150g
・豚ひき肉……60~70g
・もやし……60g
・(A)水……250ml
・(A)醤油、味噌、オイスターソース……各小さじ2
・(A)鶏がらスープの素……小さじ1/2
・(A)おろししょうが(チューブでも可)……少々
・調製豆乳……50ml
・すりごま(白)……大さじ1~2
・ごま油……小さじ1/2~1
・青ねぎ(小口切り)……適量
<作り方>
- 鍋にAを全て入れ、沸騰してから豚ひき肉を入れる
- 8~9割ほど肉に火が通ったらもやしを加え、その後木綿豆腐をひと口大にカットしてから加える
- もやしに火が通ったら弱火にして調製豆乳とすりごまを入れる。1~2分煮たら火を止めて、ごま油を入れる
- スープジャーに3を入れて、青ねぎをトッピングしたら完成
ほったらかしでOK!豚汁
<材料>
・熱湯……200ml程度
・さつまいも……適量
・長ねぎ……適量
・しめじ……適量
・豚こま切れ肉……適量
・味噌……適量
<作り方>
- 材料をそれぞれ全て電子レンジで加熱する
- 1をスープジャーに入れ、熱湯と味噌を加える
- 3~5時間放置すれば完成
スープジャーを活用したレシピ<スープ系以外>
スープジャーはスープ以外にもさまざまな活用方法があります。スープ以外のメイン料理やデザートレシピも試してみましょう。
本格的な味が簡単に!チーズリゾット
<材料>
・熱湯……200ml
・(A)米……大さじ3
・(A)ベーコン(1cm幅に切る)……1枚
・(A)コーン缶(ホール)……大さじ2
・(B)粉チーズ……大さじ1 1/2
・(B)コンソメ(顆粒)……小さじ1
・(B)塩……ひとつまみ
・(B)粗挽き黒こしょう……ひとつまみ
<作り方>
- スープジャーに(A)と熱湯(分量外 ※(A)が浸かる程度)を入れ、軽くふたを乗せて10分程度保温する
- 1をザルに通して熱湯を捨て、再びスープジャーに戻す
- (B)を加えて熱湯200mlを注ぎ、よく混ぜて粗挽き黒こしょうを入れる
- 4時間以上保温したら完成
お弁当に持って行ける!肉うどん
<材料>
・冷凍うどん……1玉
・豚こま切れ肉……100g
・長ねぎ……1/4本(40g)
・しめじ……1/2パック(50g)
・ごま油……小さじ1
・サラダ油……小さじ1
・(つけ汁)水……200cc
・(つけ汁)3倍濃縮のめんつゆ……大さじ1
・(つけ汁)おろししょうが……小さじ1/3
<作り方>
-
- 長ねぎを薄切りにする。しめじを小房に分ける
- 冷凍うどんをレンジで加熱し、水で洗ってから水気を切る
- 2をお弁当箱などに入れ、ごま油を加えて混ぜる
- フライパンにサラダ油を入れ、温まったら豚こま切れ肉を入れる
- 肉の色が変わったら1と(つけ汁)の材料を加えて混ぜる
- 煮立ったらふたをし、肉に火が通るまで弱火で3分程度煮る
- スープジャーに6を入れたら完成
ゆで時間を待たずにできる!ミートソースパスタ
<材料>
・ペンネ(茹で時間10分)……30g
・塩……適量
・オリーブオイル……大さじ1/2
・合いびき肉……40g
・玉ねぎ(スライス)……1/4個
・トマト水煮……100g
・ケチャップ……大さじ1と1/2
・ウスターソース……小さじ2
<作り方>
- フライパンにオリーブオイル(分量外)を熱してひき肉を炒める
- 玉ねぎ、トマト水煮、ケチャップ、ウスターソースの順に加えて煮る
- スープジャーにペンネを入れ、熱湯を注いで1分置いてから湯切りする
- 3に塩、熱湯を加えて蓋をして12分置く
- 再び湯切りをしたら、オリーブオイルを加えて混ぜる
- 2を注いで蓋をし、1時間以上置いたら完成
食後のデザートやおやつ時間にぴったりアサイーボウル
<材料>
・バナナ……1本
・アサイージュース……150ml
・いちご、ブルーベリー、バナナなど好みのフルーツ……合計100g程度
<作り方>
- フルーツを食べやすい大きさにカットし、一晩冷凍庫で寝かせる
- ミキサーにアサイージュースと輪切りにしたバナナを入れてなめらかになるまで撹拌する
- スープジャーに入れて1をトッピングし、ふたをして1〜5時間置いたら完成
スープジャーを活用してお弁当を楽しもう
外出先でも温かいスープなどを楽しめるアイテムとして人気なのがスープジャーです。サイズも豊富でさまざまなデザインがあるので、自分のお気に入りを探してみましょう。お弁当よりも簡単に、時短で作れるレシピも多数あるので、ぜひスープジャーを使いこなしてくださいね。