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秋刀魚の塩焼きをグリルで美味しく!|下処理から焼き方まで失敗しないコツ

秋の旬 秋刀魚の塩焼き

秋の味覚の代表的な存在である秋刀魚は、家庭でも専門店のような味わいを楽しめる食材です。一方で、「皮が破れる」「焼き網にくっつく」「生焼けになる」「臭みが残る」といった失敗を経験したことがある人も多いのではないでしょうか。

この記事では、脂がのった美味しい秋刀魚の見分け方から、臭みを抑える下処理、グリルでふっくら焼き上げるコツまで詳しく解説します。ぜひ参考にしてみてくださいね。Related【決定版】ほっけ干物の美味しい焼き方|ふっくら仕上げるコツと失敗しないポイント
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脂がのった美味しい秋刀魚の選び方

新鮮な秋刀魚

 

美味しい秋刀魚の塩焼きを作るためには、まず鮮度のよい秋刀魚を選ぶことが大切です。鮮度が高いものは脂のりがよく、焼いたときにふっくらとした仕上がりになります。

 

選ぶ際は、まず目の状態を確認してみましょう。黒目がはっきりとして透明感があり、濁りがないものは新鮮な証とされています。また、口先が黄色っぽくなっている秋刀魚は、脂がのっているサインです。

 

さらに、体全体にハリと厚みがあり、背中が青黒く光っているものもおすすめです。お腹がしっかりしているものは内臓の鮮度もよく、焼いたときに旨味がしっかり残るでしょう。

秋刀魚の下処理と下準備

秋刀魚の塩焼きは、下処理を丁寧にすることで仕上がりが格段に変わります。実際の下処理と準備のコツを、見ていきましょう。

鱗はやさしく落とす

まな板の上の新鮮なさんま

 

秋刀魚の表面には細かい鱗がついています。見落としやすい部分ですが、そのまま焼いてしまうと食感や見た目に影響が出ることがあります。

 

流水にあてながら、包丁の背やキッチンペーパーを使って、尾から頭に向かってやさしくこすり落としましょう。強くこすりすぎると皮が破れてしまい、焼いたときに身が崩れやすくなるため注意が必要です。

くさみを取るためにしっかり洗う

秋刀魚は内臓周辺に臭みが出やすいため、表面だけでなく腹周りも流水で丁寧に洗います。とくに血やぬめりが残っていると、生臭さの原因になります。

 

洗った後はキッチンペーパーで水気をしっかり拭き取りましょう。水分が残っていると焼き色が付きにくく、皮も破れやすくなります。

塩の振り方と適切な塩加減

まな板の上の新鮮なさんまに塩をかける

 

塩焼きの味を左右するのが塩加減です。塩が少なすぎると味がぼやけ、多すぎると塩辛くなってしまいます。基本の目安は、秋刀魚1尾に対して小さじ1/3〜1/2程度です。20〜30cmほど高い位置から、全体に均一に振るようにしましょう。高い位置から振ることで、ムラなく塩が行き渡りやすくなります。また、尾やヒレの部分にはやや多めに塩を振っておくと、焦げ防止にもつながります。

塩をなじませるために少し置く

塩を振ったら、すぐ焼かずに15〜20分ほど置きましょう。この時間を取ることで余分な水分と臭みが抜け、身が締まります。また、塩がしっかりなじみ、焼いた際に旨味が引き立ちます。置いたあとに出てきた水分は、再度キッチンペーパーで拭き取っておくとよいでしょう。

切り込みは入れるべき?

ふっくらとした塩焼きの秋刀魚

 

秋刀魚の表面に切り込みを入れるべきか迷う人も多いことでしょう。基本的には入れなくても問題ありません。切り込みを入れると火の通りはよくなりますが、その分、脂や旨味が流れ出やすくなります。ふっくらジューシーに仕上げたい場合は、そのまま焼くのがおすすめです。

 

ただし、破裂を防ぎたい場合や見た目を整えたい場合には、上からお尻の尻尾側まで浅く1本だけ斜めに切り込みを入れてもよいでしょう。

グリルで失敗しない!秋刀魚の塩焼きの美味しい焼き方

秋刀魚をグリルで焼く

 

グリル調理では、火加減や配置によって焼き上がりが大きく変わります。ポイントを押さえれば、皮はパリッと、身はふっくら仕上げられるでしょう。

焼き網に油を塗ってくっつきを防ぐ

秋刀魚は脂が多い一方で、皮が焼き網にくっつきやすい魚でもあります。焼く前に、キッチンペーパーなどを使って焼き網に薄くサラダ油を塗っておきましょう。ひと手間加えるだけで、皮が破れてしまうのを防ぎやすくなります。

グリルは必ず予熱してから使う

グリルはあらかじめ2〜3分ほど予熱してから使うのが基本です。冷たい状態から焼き始めると、秋刀魚から水分が出やすくなり、ベチャッとした仕上がりになってしまいます。しっかり予熱しておくことで、表面を一気に焼き固めることができ、旨味を閉じ込めやすくなります。

熱源の真下にさんまを並べる

並べた4匹の秋刀魚をグリルで焼く

 

秋刀魚は、熱源の真下に配置することで均一に火が入りやすくなります。片寄って置いてしまうと焼きムラができ、片面だけが焦げたり、生焼けになったりする原因になります。複数尾を焼く場合も、間隔をあけて並べるようにするとよいでしょう。

中火よりやや強めで焼く

秋刀魚は短時間で一気に焼くのが美味しく仕上げるコツです。火力が弱いと余分な脂が流れ出て、身がパサついてしまいます。中火〜強火程度で焼き、表面を香ばしく仕上げましょう。

焼き加減の見分け方と返すタイミング

片面焼きグリルの場合は、まず表側を5〜7分焼きます皮にこんがり焼き色が付き、身の色が半分以上変わったら返し時です。裏返した後は4〜5分ほど焼き、両面に焼き色が付けば完成です。

 

両面焼きグリルの場合は、返す必要はありません。中火で10〜12分ほど焼き、皮がパリッとして脂がジュワッと浮いてきたら食べ頃です。焼きすぎると身が硬くなるため、焼き時間は長くしすぎないよう注意しましょう。Related魚焼きグリルの使い方・活用方法を伝授!面倒な後片付けが楽になるコツや臭い対策も
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【グリルがない時も】フライパンで手軽に秋刀魚を焼く方法

フライパンで秋刀魚を焼く

 

グリルがなくても、フライパンを使えば手軽に秋刀魚の塩焼きを楽しめます。煙や後片付けを減らしたい場合も、ぜひ以下の方法を試してみてください。

秋刀魚をフライパンに入る大きさに切る

秋刀魚がフライパンに入らない場合は、半分に切って調理します。切ることで火も通りやすくなり、扱いやすくなります。

フライパンを熱して、フライパン用ホイルを敷く

フライパンは中火でしっかりと熱し、フライパン用ホイル等を敷いてから秋刀魚を並べましょう。ホイルを使うことで、皮がくっついたり焦げ付いたりするのを防ぎやすくなります。油を使わずに調理できる点も、うれしいポイントです。

中火から弱火でじっくり焼く

フライパンはグリルより火が近いため、強火にするとすぐ焦げてしまいます。中火で焼き始め、途中から弱火にしてじっくり火を通しましょう。蓋をすると中まで火が入りやすくなります。

裏返して焼く

秋刀魚の片面に焼き色が付いたら裏返し、反対側も同様に焼きます。両面合わせて10〜15分程度が目安です。焼き上がりに少し火を強めると、皮がパリッと仕上がります。

秋刀魚の塩焼きがもっと引き立つ!おすすめ薬味・タレのレシピ

秋刀魚の塩焼きはシンプルだからこそ、薬味やタレで味の変化を楽しむのもおすすめです。定番からアレンジ系まで、相性の良い組み合わせを紹介します。

大根薬味

秋刀魚 大根おろしとレモン添え

 

定番の大根おろしは、秋刀魚の脂をさっぱり食べられる万能薬味です。大根おろしに刻み大葉やすだちを添えると、爽やかな風味が加わります。しょうゆを少量垂らせば、ご飯との相性も抜群です。

柚子胡椒ポン酢

柚子胡椒ポン酢イメージ

 

ポン酢に柚子胡椒を溶かした、手軽に楽しめるアレンジだれです。三つ葉やミョウガなどの薬味と合わせると、より風味豊かに仕上がります。

 

柚子のさわやかな香りとピリッとした辛味が、脂ののった秋刀魚によく合います。少し大人向けの味わいで、お酒のおつまみにも取り入れやすい一品です。

トマトしょうがみそだれ

トマトしょうがみそだれイメージ

 

5mm角の切ったトマトに、千切りにした大葉と、すりおろししょうが・味噌を合わせたコクのあるタレです。味噌の旨味にトマトのほどよい酸味が加わり、いつもの塩焼きがひと味違った印象に仕上がります。焼いた秋刀魚にかけるだけで、食卓の印象も変わります。Relatedおいしい手作り味噌の作り方|失敗しないコツと正しい保存方法とは
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まとめ|今年の秋は、グリルで最高の秋刀魚の塩焼きを楽しもう

美味しく焼き上がった秋刀魚 大根おろし添え

 

秋刀魚の塩焼きは、魚選び・下処理・焼き方のポイントを押さえるだけで、家庭でも驚くほど美味しく仕上がります。とくに、塩をなじませて余分な水分を抜くこと、グリルをしっかり予熱すること、そして強めの火力で一気に焼くことが大切です。また、薬味やタレを工夫すれば、定番の塩焼きも飽きずに楽しめるでしょう。
今年の秋はぜひ、自宅で本格的な秋刀魚の塩焼きを味わってみてくださいね。
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