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【東京】おすすめ豆大福特集|三大豆大福から老舗・最新人気店まで厳選

お皿に盛られた2つの豆大福 和菓子

素朴なのに奥深い、そんな魅力をもつ豆大福。最近は和菓子に心が惹かれ、しみじみとした甘さを求める人が増えています。

とくに東京の豆大福は、老舗の伝統を受け継ぐ一品から、感性が光る新しい一品まで選択肢が豊富。豆大福の種類ごとに餅のコシや豆の塩味、あんの余韻が異なり、食べ比べの楽しさも広がります。

この記事では、東京で味わいたい豆大福を厳選して紹介します。お気に入りの豆大福が、日常を少し豊かにしてくれるはずです。

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まずは知っておきたい豆大福の基礎知識

豆大福をよりおいしく楽しむには、背景を知ることも大切です。ここでは、豆大福の歴史をはじめ、冬の和菓子といわれる理由やおいしく食べるための保存方法を紹介します。基本を押さえると、食べ比べの楽しみも一層広がりますよ。

豆大福の歴史

複数の豆大福 クローズアップ

 

豆大福のルーツは江戸時代にさかのぼります。もともと大福は、餅に砂糖を加えて丸めた和菓子で、最初は形がうずらの腹に似ていることから「うずら餅」と呼ばれていました。その後、腹持ちのよさが評判となり、「腹太餅」や「大腹餅」と名前を変えながら人々に浸透していきます。やがて餅生地に豆を混ぜる工夫が生まれ、豆大福が誕生しました。

 

かつては砂糖が貴重だったため豆大福は特別なお菓子でしたが、明治時代以降、製糖技術の発展により身近な存在に。こうして豆大福は、時代を超えて愛される和菓子として定着していきました。

豆大福が冬の和菓子といわれる理由

お皿に盛られた半分でカットした豆大福と丸ごとの豆大福

 

豆大福は一年中見かける和菓子ですが、冬季限定で販売する店も少なくありません。豆大福を冬限定で販売する店が多い理由は、素材の性質にあります。豆大福は保存料を使わず、餅・あん・豆といった傷みやすい材料で作られており、日持ちしにくいのが特徴です。

 

とくに高温多湿の環境では品質が変わりやすく、夏場は衛生面やおいしさを保つのが難しくなります。一方、気温が低く湿度も落ち着く冬は、風味や食感を安定して提供しやすい季節。こうした理由から、豆大福は冬の和菓子といわれるようになりました。豆大福購入後は季節を問わず、早めに味わいましょう。

豆大福の保存方法

豆大福 テイクアウト イメージ プラスチックパックに詰めた豆大福4つ

 

豆大福はできたてに近いほど餅のやわらかさや豆の風味を楽しめるため、食べるタイミングは当日が理想です。その日のうちであれば、高温多湿を避けた常温保存で問題ありません。

 

豆大福を翌日以降に楽しみたいときは冷凍保存がおすすめです。1つずつラップで包み、空気に触れないよう密閉袋に入れて冷凍すると、豆大福の風味を保ちやすくなります。

冷凍した豆大福は自然解凍が基本です。急ぐ場合は豆大福の表面を軽く湿らせてから電子レンジで10秒間ずつ温めて様子をみましょう。冷凍した豆大福は2週間以内に食べ切ってくださいね。

まずは押さえておきたい!東京三大豆大福

東京の豆大福を語るうえで外せないのが、いわゆる「東京三大豆大福」。長年愛されてきた名店がそろい、味わいも個性豊かです。まずは東京豆大福の定番として知られる3店舗から、その魅力を紹介します。

【護国寺】群林堂

群林堂の豆大福
【画像】@acotantan 様 提供

群林堂の豆大福は、手に取ると伝わるずっしり感が印象的。国産素材にこだわり、添加物を加えない素朴な味わいが魅力です。薄くのばした餅は驚くほどやわらかく、時間が経つと固くなってくるため、食べ頃はまさに時間勝負です。

 

生地には赤えんどう豆が練り込まれ、ほどよい歯応えがあります。群林堂の豆大福の粒あんはコクがあり、塩気がアクセントとなり甘さを引き立たせます。経木と紙だけの簡素な包みも、老舗らしい風情。持ち運びの際は形崩れに注意しましょう。

群林堂の豆大福の包み
【画像】@acotantan 様 提供

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【泉岳寺】松島屋

松島屋の豆大福
【画像】@temiyage_no_pro 様 提供

泉岳寺に店を構える松島屋は、東京三大豆大福の一つとして知られる老舗。豆大福はやや小ぶりで、つい手が伸びる食べやすさが魅力です。やわらかく伸びのある餅生地に、ほどよい甘さの粒あんと塩味の効いた赤えんどう豆が重なり、後味は驚くほど軽やかです。

松島屋の豆大福
【画像】@temiyage_no_pro 様 提供

塩気のバランスにこだわった味わいは、素材の持ち味を引き立てるための工夫の賜物。毎日手作業で作られ、その日のうちに売り切るのが基本のため、早めの時間に購入することがおすすめです。松島屋の昔ながらの製法を守り続ける姿勢も、長く愛される理由のひとつと言えるでしょう。

 

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【明治神宮前】瑞穂

瑞穂の豆大福
【画像】@yumimama_maru 様 提供

明治神宮前にある瑞穂の豆大福は、一つひとつが大きめで手に取るとずっしりとした重みを感じます。餅・豆・あんが一体となって完成する味わいが瑞穂の豆大福の魅力。それぞれが主張しすぎないため、口に運んだ瞬間にバランスのよさが際立ちます。

 

やわらかな餅に、ほどよい塩味の豆、上品で控えめな甘さのこしあんが重なり、後味はすっきり。1個から購入できるため、自分用にも選びやすい一方、箱入りは手土産にも向いています。購入後は早めに食べて、出来たてに近い餅のやわらかさを楽しみましょう。

瑞穂の店舗外観
【画像】@yumimama_maru 様 提供

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シンプルなおいしさが魅力!東京のおすすめ豆大福

素材の持ち味を楽しめるのが、王道の豆大福の魅力です。ここでは、長く愛されてきた味を守る東京の豆大福の名店を紹介します。飽きのこないおいしさを探している人におすすめです。

【虎ノ門】岡埜榮泉

岡埜榮泉の豆大福
【画像】@run.run5 様 提供

虎ノ門に店を構える岡埜榮泉は、豆大福好きなら一度は訪れたい老舗。大きめでずっしりとした豆大福で、やわらかい餅に包まれているのは、きめ細かくなめらかなこしあん。甘さはしっかり感じつつも重たさはなく、赤えんどう豆の風味がほどよいアクセントになります。

岡埜榮泉の豆大福
【画像】@run.run5 様 提供

昔ながらの製法で一つひとつ丁寧に作られており、1日の販売数には限りがあります。そのため早いうちに売り切れることも珍しくありません。昔から変わらない味とボリューム感が、多くの人に親しまれています。

岡埜榮泉の店舗外観
【画像】@run.run5 様 提供

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【麻布十番】しろいくろ

しろいくろの豆大福
【画像】@___s.moon 様 提供

麻布十番の路地裏に佇むしろいくろは、豆大福の概念が変わるお店。しろいくろの豆大福は小ぶりな見た目ながら、中には大粒の丹波黒豆がごろごろ入り、ひと口で黒豆の豊かな香りが広がります。あんは塩黒豆を合わせたこしあんで、甘さを抑えた中に塩味がきりっと効き、奥行きのある味わい。皮は求肥ではなく、弾力のある餅のような食感で、全体を引き締めます。

しろいくろの店内
【画像】@___s.moon 様 提供

店内ではお茶とともに和菓子を楽しめるため、静かな時間を過ごしたい日にも向いています。上品なしろいくろの豆大福は、手土産にも選びやすい一品です。


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【湯島】つる瀬

つる瀬の豆大福
【画像】@hi_five.japan 様 提供

約100年の歴史を重ねる老舗和菓子店、つる瀬。つる瀬の豆大福は小ぶりながら、北海道富良野産の赤えんどう豆がごろっと入り、存在感は十分。粒あんは甘さ控えめで、ほんのり効かせた塩がやさしい余韻を生み出します。気候に合わせて炊き加減を調整するなど、細やかな工夫が、つる瀬の豆大福ならではの味わいを支えています。併設の喫茶で豆大福をゆっくり楽しむのもおすすめです。

 


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変化球も楽しみたい!東京のおすすめ豆大福

王道の豆大福を味わったら、次は少し変わった一品にも挑戦したくなりませんか?ここでは素材の組み合わせや発想で新しさを感じられる、東京ならではの豆大福を紹介します。

【駒沢大学】餅菓子専門 KIKYOYA ORII 枝豆大福

餅菓子専門 KIKYOYA ORII
【画像】提供 餅菓子専門 KIKYOYA ORII

駒沢大学駅から徒歩1分の立地にある餅菓子専門 KIKYOYA ORIIは、1607年から続く老舗「桔梗屋織居」の19代目が立ち上げた新ブランド。その枝豆大福は、夏だけに出会える季節限定の一品です。

餅菓子専門 KIKYOYA ORIIの枝豆大福
【画像】提供 餅菓子専門 KIKYOYA ORII

鮮度のよい枝豆をやや強めに塩ゆでし、餅に練り込むことで、豆の香ばしさと存在感をしっかり引き出しています。枝豆大福の中には自家製の粒あんをたっぷり包み、枝豆の塩味と小豆のやさしい甘みが力強く重なり合う味わい。

 

餅は驚くほどやわらかく、口に入れるとふわりとほどけます。枝豆の食感と香りが主役となる、夏らしい豆大福です。通年で親しまれている19代目力作の看板商品、「豆大福」と一緒に楽しむのもおすすめです。

餅菓子専門 KIKYOYA ORIIの豆大福
【画像】提供 餅菓子専門 KIKYOYA ORII

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【曙橋】大角玉屋 いちご豆大福

大角玉屋のいちご豆大福
【画像】@yooko_ooku 様 提供

曙橋に本店がある大角玉屋のいちご豆大福は、豆大福に果実を組み合わせた先駆的な存在です。小ぶりないちごを丸ごと包み込み、甘さを抑えたあんと赤えんどう豆が重なり合うことで、爽やかな酸味が際立ちます。

大角玉屋のいちご豆大福
【画像】@yooko_ooku 様 提供

餅やあんには国産素材を使用しており、風味のバランスにも細やかなこだわりが感じられます。ひと口頬張ると、いちごの爽やかな酸味、あんのやさしい甘み、豆のほどよい塩気が順に広がります。消費期限は当日ですが、それだけ作りたてのおいしさを大切にしていることが伝わってきます。


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おわりに

もっちり豆大福 お皿に盛られた4つの豆大福

 

東京には老舗の定番から個性が光る変わり種まで、魅力的な豆大福がそろっています。手土産にするのはもちろん、できたてを自分へのご褒美として味わうのも格別です。気分やシーンに合わせて選びながら、こだわりの豆大福を楽しんでみてください。

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あまち

written by...あまち

2022年よりフリーランスとして活動中のWebライター。現在は2児の母として育児と仕事を両立に奮闘中。趣味は家族とのレジャーや、カフェで過ごすひととき。