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納豆の簡単ちょい足しアイデア&注意点まとめ|納豆がもっと好きになる!

納豆ご飯

家計にもやさしく栄養満点の納豆。たんぱく質や食物繊維、ビタミン、カルシウム、鉄分など、体にうれしい栄養素がたっぷり含まれています。でも、毎日そのまま食べていると味に飽きてしまうこともありますよね。そんなときにおすすめなのが、納豆に「ちょい足し」して味わいと栄養をアップさせるアレンジ。簡単なトッピングをプラスするだけで、いつもの納豆がもっと楽しく美味しくなりますよ。

この記事では、納豆に合うちょい足しアイデアやメリット、さらに注意したいポイントまで詳しくご紹介します。

納豆にちょい足しするメリットとは?

納豆はそれだけでも栄養豊富で美味しいですが、ちょい足しすることで味の幅がぐっと広がります。ここでは主なメリットをまとめました。

味のバリエーションが広がる

納豆の独特の風味にプラスして、酸味や辛味、香りを追加することで全く違った美味しさを楽しむことができます。たとえば、ごま油を加えれば香ばしい中華風に、マヨネーズを少し混ぜればコクとまろやかさがアップ。ピリ辛派にはラー油やキムチもおすすめです。毎日の納豆がマンネリ気味なら、ちょい足しで新鮮な味わいを楽しめます。

栄養価を手軽にアップできる

納豆はすでに栄養価が高い食品ですが、プラスする食材次第でタンパク質やビタミン、ミネラルを強化できます。しらすやちりめんじゃこを足せばカルシウムや鉄分を補給。同じ発酵食品である塩麹やキムチを取り入れると、発酵パワーで腸内環境のサポートにもつながります。

食感や香りの変化が楽しめる

納豆のふんわりねばねば食感に、さらに違った食感をプラスするとそれだけで違った楽しさがみつかるでしょう。天かすや砕いたナッツをプラスすればサクサク感も加わり楽しい食感に。大葉やネギなどの香味野菜で爽やかな香りを添えるのも◎。納豆のクセが気になる人も、香りの強いトッピングで食べやすくなりますよ。

【手軽に】納豆におすすめのちょい足し調味料

ここからは、納豆にちょい足しして美味しさを引き立てる調味料を紹介します。どれも手軽に手に入るものばかりなので、ぜひ試してみてくださいね。

※この見出しで紹介している調味料は、納豆1パックあたりに加える量を記載しています。

ごま油

ごま油

 

香ばしいごま油は納豆の独特な匂いを和らげて食欲をそそります。ごま油は小さじ1杯程度が目安。ネギやしらすと組み合わせるとさらに味に深みが増します。

マヨネーズ

マヨネーズ

 

マヨネーズを加えると、納豆特有の臭みが消えて食べやすくなります。マヨネーズが持つコクとクリーミーさが、納豆をマイルドな味わいにしてくれますよ。加えるマヨネーズの量は、大さじ1/2杯程度がおすすめです。

お酢

お酢

 

お酢の酸味が納豆の強い香りを和らげ、さっぱりとした後味になります。納豆に小さじ1/2から1杯程度のお酢を加えるのがおすすめです。さらに、お酢には納豆に含まれる鉄分を吸収しやすくする作用があります。

オリーブオイル

オリーブオイル

 

オリーブオイルを加えると、納豆の舌触りがまろやかになり、より食べやすくなります。加える量は、小さじ1杯程度が良いでしょう。納豆とオリーブオイルにはともに血液をサラサラにする成分が含まれていて、健康の面でも相性抜群です。

塩麹

塩麹

 

塩麹をちょい足しすることで、納豆に旨味とまろやかさが加わります。塩麹は発酵食品であり、納豆との相性が良いです。塩麹を小さじ1/2杯加えると、コクが増し、さらに美味しくなります。付属のタレではなく、白だしを小さじ1/2杯程度加えると、納豆本来の風味が引き立ちます。

バター

バター

 

バターの風味が納豆の持つ匂いを和らげてくれるため、納豆特有の強い風味が苦手な人にもおすすめです。納豆にバター10g程度を加え、よく混ぜ合わせると、まろやかで深みのある味わいを楽しむことができます。

 

めんつゆ

めんつゆ

 

忙しいときには、味付けいらずですぐに混ぜ込めるめんつゆが便利です。出汁の旨味が加わるため、納豆の持つ深みをさらに引き立てます。濃縮タイプの場合は、適宜水やお湯で薄めながら好みに合わせて使ってみましょう。ご飯はもちろん、冷奴やそうめんのトッピングにもぴったりです。

 

ラー油

ラー油

 

ピリ辛好きにはたまらないラー油の組み合わせ。辛味だけでなく、ごま油ベースの香りが楽しめます。さらに具材が含まれているタイプなら食感もUP。混ぜすぎると辛味が立ちすぎる場合もあるので、少量から加えてみてください。

 

しょうゆ麹

醤油麹

 

醤油をそのままかけるよりも風味がマイルドになり、納豆の旨味を高めてくれます。発酵食品同士が組み合わさることで、味わい深い和のテイストが完成します。市販品も多く出回っているので、常備しておくと便利です。

【食感アップ】納豆におすすめのちょい足し食材

納豆ご飯

 

納豆のネバネバに別の食感を加えると、面白いハーモニーが生まれます。サクサクやシャキッとした食感が加わることで満足感もアップし、飽きずに食べられるのも嬉しいポイント。トッピングを工夫して、食卓をより賑やかにしてみてください。

オクラ

オクラ

 

オクラは納豆と同じくねばねば成分を含み、相性抜群の組み合わせです。食欲がないときでもツルッと食べやすく、手軽に栄養補給ができます。オクラはゆでる前に下処理として塩をまぶしてこすると、産毛が取れて食感が良くなります。さらに、梅をプラスするとさっぱり感が増しておすすめです。

山芋

山芋

 

刻んだ山芋のシャキシャキ感が納豆の食感にアクセントを加えます。山芋そのものが粘り気があるため、納豆との相性も抜群。また、先述したオクラを加えることで、一層風味豊かになります。

 

チーズ

チーズ

 

納豆にチーズをちょい足しすると、納豆の風味が和らぎ、まろやかさとコクが一層引き立ちます。食感を楽しみたいなら、角切りしたプロセスチーズを混ぜると良いでしょう。プロセスチーズのしっかりとした食感が納豆のねばねば感と絶妙にマッチします。

刻み海苔

海苔

 

海苔の風味が納豆の深い旨味を引き出してくれるアレンジです。食感を楽しみたい場合は、刻み海苔でなく通常の海苔を少し大きめにちぎった海苔を納豆に混ぜてみても。食べるときにパリパリとした食感を楽しめます。納豆をしっかり混ぜ終えたあとに海苔を上から乗せるのもおすすめです。

漬物(ぬか漬・キムチ)

キムチ

 

ぬか漬けやキムチを細かく切って納豆に混ぜると、シャキシャキとした食感が楽しめます。漬物のシャキシャキした食感と納豆のねばねばが絶妙にマッチします。これらの組み合わせは、乳酸菌も同時に摂れるため、腸内環境を整える効果も期待できます。細かく刻んで混ぜると食べやすくなりますよ。

天かす

天かす

 

納豆に天かすをちょい足しすると、サクサクとした食感が楽しめます。また、天かすにプラスして青のりを少しふりかけると、風味が一層豊かになりより美味しく食べられます。

めかぶ

めかぶ

 

めかぶのぬめりが納豆のねばり気と相まって、ねばトロ食感が楽しめるアレンジです。納豆に細かく切っためかぶを入れると、さらにねばり気が増し、独特の食感になります。めかぶには食物繊維が豊富に含まれており、腸内環境を整えるのにも役立ちます。

しらす干し

しらす干し

 

しらす干しを加えると、ふわふわとした食感と塩気がプラス。程よい塩気が納豆の味を引き締めます。カルシウムやミネラルも同時に摂取できるので、栄養バランスを強化したい人にぴったりです。

アボカド

アボカド

 

アボカドは、そのクリーミーな味わいと食感で納豆をさらに美味しく食べやすくしてくれる食材です。アボカドは食感が残るように角切りしたものを加えましょう。さらに、ごま油を少し加えると、風味が豊かになり、一層美味しくなります。またさっぱり食べたい時はお好みでレモン汁や塩を足して味を調整するのもおすすめです。

さっぱり食べたいときにおすすめのちょい足しアイデア

暑い日や食欲が落ちたときにぴったりなのが、さっぱり系のトッピング。納豆のねばねば感を楽しみつつ、爽やかな味わいでスルッと食べられます。

トマト

トマト

 

トマトの酸味が納豆と絶妙にマッチ。1cm角くらいにカットすると食感が残り、食べ応えもアップ。暑い季節にぴったりのさっぱりトッピングです。

ネギ

ネギ

 

納豆の定番ちょい足し食材、ネギは香り豊かで納豆の味わいを引き立てます。さらに、ネギに含まれる硫化アリルという成分がビタミンB1の吸収を助け、栄養面でも相性抜群です。

大葉

大葉

 

細かく刻んだ大葉を混ぜると、香りがふわっと広がりさっぱり感が増します。納豆のねばりと大葉の爽やかさが絶妙なバランスで楽しめますよ。

大根おろし

大根おろしと大根

 

大根おろしのさっぱりした辛味が納豆の風味をキュッと引き締めます。大根おろしを加えてから混ぜるとふわふわ食感になり、後味もさっぱり爽快。

わさび

わさび

 

納豆にわさびを少量混ぜると、ツンとした辛味がアクセントになり、大人向けの味わいに。さっぱり感が増し、夏場にもおすすめです。辛味が苦手な場合は少量から試し、量を調節してみてくださいね。

納豆と一緒に食べるのを避けた方がいい食材

納豆ご飯

 

納豆は多くの健康効果をもたらす優れた食品ですが、知らずに組み合わせていると、せっかくの栄養が活かされにくい場合や、納豆本来の発酵菌を損ねてしまうことも。最後に、納豆と一緒に食べるときに注意したい食材について解説します。

 

あつあつご飯

納豆をあつあつのご飯にかけると、納豆に含まれるナットウキナーゼの活性が失われる可能性があります。ナットウキナーゼは血液をサラサラにする効果や血圧を下げる効果がありますが、熱によってその効果が失われるおそれがあります。納豆をあつあつのご飯にそのまま乗せるのではなく、ご飯を少し冷ましてから納豆をかけると良いでしょう。

生卵

納豆にはビタミンB群の一種であるビオチンが豊富に含まれています。そして生卵の卵白にはアビジンというタンパク質が含まれていて、このアビジンにはビオチンの吸収を妨げる作用があります。そのため、生卵と納豆を一緒に摂取することで、せっかくのビオチンがうまく体内に吸収されないことがあるのです。もし卵と一緒に食べたいときは、卵を加熱するか卵黄だけと混ぜるようにしましょう。

自分だけのベストトッピングを見つけよう

 

納豆はちょい足し次第で味も食感もグッと広がります。匂いが気になる人でも、トッピングを工夫すればおいしく続けやすいはず。ぜひ今回紹介したアレンジを試して、自分好みの組み合わせを見つけてみてくださいね。

 

 

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