Jul 09, 2024
コーヒーゼリーレシピ集 簡単なのに本格的なスイーツ&ドリンクアレンジも
ほのかな苦みと甘さが絶妙なコーヒーゼリーは、つるんとした喉ごしで、夏にも嬉しいデザートです。基本のコーヒーゼリーのレシピから、おしゃれなスイーツ・カフェ風のドリンクアレンジを紹介します。材料は少なく手順も簡単なので、ぜひ自分好みのデザート作りを楽しんでくださいね。
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コーヒーゼリーの基本レシピ
基本のコーヒーゼリーは材料が4つと少なく、作り方も簡単です。手作りなので、コーヒーの濃さや甘さもお好みで調整できます。まずはコーヒーゼリーの基本レシピを見ていきましょう。
材料(2人分)
基本のコーヒーゼリーに必要な材料は、たったの4つです。
- ・インスタントコーヒー 大さじ2
- ・砂糖 大さじ3
- ・粉ゼラチン 5g
- ・水 300ml
アガーや寒天を用いる方法もありますが、今回は粉ゼラチンを使った基本的なレシピを紹介します。
作り方
混ぜて溶かして固めるだけと、手順もシンプルです。ポイントはしっかり混ぜることだけ。
- ゼラチンを大さじ2の水でふやかす
- 鍋でお湯を沸かして、コーヒー、砂糖、1を入れ、よく混ぜて溶かす
- 容器に流し入れて、粗熱が取れてから冷蔵庫で冷やし、固まったら完成
お好みでクリームやミントをトッピングすると、お店のようにおしゃれな見た目になりますよ。
スイーツ|コーヒーゼリーの簡単アレンジレシピ
基本のレシピに少し手を加えるだけで、一味違ったコーヒーゼリーのデザートが楽しめます。おやつや食後のデザート、おもてなしの一品としても最適です。気になるレシピがあれば、ぜひ挑戦してみてくださいね。
リキュールを加えた「大人のコーヒーゼリー」
基本のコーヒーゼリーにコーヒーリキュールを加えると、コーヒーの香りが際立ち、上品で大人の味わいを楽しむことができます。
<材料>2人分
・水 300ml
・砂糖 大さじ3
・コーヒー (インスタント) 大さじ2
・粉ゼラチン 5g
・水(ふやかす用) 大さじ3
・コーヒーリキュール 大さじ2
・氷水(冷やし用) 適量
・生クリーム 大さじ2
<作り方>
- 粉ゼラチンを水でふやかしておく
- 鍋に水、砂糖、インスタントコーヒーを入れて、加熱しながら溶かす
- 溶けたら火を止め、1を入れて余熱で溶かす
- 鍋を氷水につけ、コーヒーリキュールを加えてとろみがつくまで混ぜる
- 容器に流し入れ、冷蔵庫で固まるまで冷やす
- 固まったら生クリームをかけて完成
とことん味にこだわった「ドリップコーヒーゼリー」
ドリップコーヒーを使えば、本格的な味のコーヒーゼリーに。お好みのコーヒー豆で作れますが、風味が出やすい深煎りがおすすめです。
<材料>2人分
・コーヒー (粉末) 25g
・お湯 (90℃程度) 300ml
・砂糖 30g
・粉ゼラチン 5g
・水 (ふやかす用) 大さじ1
・氷水(冷やし用) 適量
・生クリーム 適量
<下準備>
- コーヒーサーバーに熱湯(分量外)を入れ、温めておく
- ペーパーフィルターをドリッパーにセットし、コーヒーの粉を入れる
<作り方>
- ゼラチンを水でふやかす
- 温めたサーバーのお湯を捨て、そこに砂糖と1を入れる
- サーバーにドリッパーをのせ、お湯を入れてコーヒーをおとす
- サーバーの中のコーヒーを混ぜ、砂糖とゼラチンを溶かしてボウルに移す
- ボウルの底を氷水につけて、とろみがつくまで混ぜる
- 容器に入れたら冷蔵庫で冷やして固める
- お好みで生クリームをかけて完成
食感のバランスが最高な「ティラミスコーヒーゼリー」
フワッととろける濃厚なティラミスと、ほろ苦いコーヒーゼリーの組み合わせは最高です。
<材料>3人分
・クリームチーズ 100g
・生クリーム 100ml
・はちみつ 15g
・砂糖 15g
・インスタントコーヒー 小さじ2
・お湯 200ml
・牛乳 小さじ3
・粉ゼラチン 5g
・水 30ml
・ココアパウダー 適量
<作り方>
- ゼラチンを水でふやかす
- インスタントコーヒーをお湯で溶かし、ふやかしたゼラチンを加えて溶かし、冷蔵庫で冷やして固める
- クリームチーズを練り、砂糖とはちみつを加えてよく混ぜる
- 柔らかいツノが立つまで泡立て生クリームに、3と混ぜ合わせ、絞り袋に入れる
- 固まったコーヒーゼリーをクラッシュして容器の半分くらいまで入れ、ティラミス生地を絞り出す
- ココアパウダーを振り入れ完成
見た目もかわいい「ミルクゼリー×コーヒーゼリー」
アガーとゼラチンを使った、食感の違いを楽しめるコーヒーとミルクのゼリー。おもてなしにもおすすめの一品です。
<材料>2人分
【コーヒーゼリー】
・アガー 8g
・砂糖 大さじ1と1/3
・水 250ml
・インスタントコーヒー 大さじ1
【ミルクゼリー】
・板ゼラチン 2g
・牛乳 110ml
・砂糖 大さじ1と2/3
・生クリーム 70g
・氷水(冷やし用) 適量
<作り方>
- 板ゼラチンは水でふやかし、砂糖とアガーを混ぜておく
- 鍋に水とインスタントコーヒーを入れ、温めながら混ぜる
- 砂糖とアガーを入れて、さらに加熱して混ぜる
- バットに流し入れ、粗熱を取って冷蔵庫で冷やす
- 別の鍋に牛乳と砂糖を入れて火にかける
- ふつふつしたら火からおろし、ゼラチンを入れ混ぜて溶かす
- 生クリームを加えて混ぜ、氷水に当てて冷やす
- 固まったコーヒーゼリーをカットして容器に入れる
- 7を容器に流し入れ、冷蔵庫で冷やし固めたら完成
お好みでクリームやミントの葉をトッピングするのも良いでしょう。コーヒーゼリーとミルクゼリーを別々に固めて、交互に重ねてパフェ風にするのも素敵です。
モチモチ食感がたまらない「わらび餅風コーヒーゼリー」
ゼラチンの代わりにわらび餅粉を使った、一風変わったコーヒーゼリーはいかがでしょうか。モチモチ・ぷるぷるの食感がくせになります。
<材料>2人分
・わらび餅粉 50g
・コーヒー 300ml
・砂糖 大さじ1と1/3
<作り方>
- ボウルにわらび餅粉と砂糖を入れて、コーヒーを少しずつ加えながら混ぜる
- 1を鍋に入れて火にかけ、混ぜながら透明になるまで加熱する
- バットに移して冷蔵庫で冷やして固める
- 固まったらバットからゼリーを取り出し、カットして器に入れたら完成
器に盛りつけたら、お好みでミルクやクリームを上からかけておしゃれに仕上げましょう。
ドリンク|コーヒーゼリーの簡単アレンジレシピ
コーヒーゼリーをドリンクに加えれば、家にいながらカフェ気分を味わえます。コーヒーゼリーとカフェラテを使った定番の組み合わせはもちろん、不思議とマッチする甘酒とのレシピも、ぜひ試してみてくださいね。
小さなコーヒーゼリーがたっぷり入った「カフェオレ」
基本レシピで作ったコーヒーゼリーを使って、カフェのようなデザートドリンクが作れます。ゼリーをドリンクの容器で固めて、クラッシュしながら飲んでも楽しいですよ。
<材料>2人分
・コーヒー(冷たい) 200ml
・牛乳 200ml
・基本のコーヒーゼリー
・はちみつ、ガムシロップ お好みで
<作り方>
- 基本の作り方でコーヒーゼリーを作る
- カットした1をグラスに入れる
- コーヒーと牛乳を半分ずつ注ぐ
- お好みで甘みをつけて完成
甘さと苦さが調和した「コーヒーゼリー×甘酒」
ほろ苦いコーヒーと甘酒の甘みがおいしい、意外な組み合わせのドリンクです。コーヒーゼリーをグラスの中で作れば、洗い物が少なく済みます。
<材料>1杯分
・甘酒 100ml
・アイスコーヒー 100ml
・粉ゼラチン 5g
・お湯 大さじ1
<作り方>
- 粉ゼラチンをお湯でふやかしておく
- グラスに入れたアイスコーヒーと1を混ぜる
- 冷蔵庫で冷やし固める
- 固まったら甘酒を加えて完成
スプーンやストローでゼリーをクラッシュしながら飲んでみてくださいね。
妊婦や子どもも食べられる?コーヒーゼリーのカフェインについて
甘くておいしいコーヒーゼリーにも、当然カフェインが含まれます。コーヒーゼリーに含まれるカフェインの含有量や、妊婦中の人・子どもが食べられる1日の量について解説します。
コーヒーゼリーのカフェイン含有量
コーヒーゼリーのカフェインは、100gあたり50~100mgといわれています。コーヒーが100mlあたり60mg~140mgなので、あまり差はありません。
コーヒーゼリーを作る際、風味を出すためにコーヒーの粉をしっかりめに入れて作る場合は、カフェインも多めに入っていると考えて良いでしょう。
妊婦&子どもは食べ過ぎに注意!
妊婦がカフェインを摂りすぎると、子どもの出生時に低体重のリスクが高くなるとされています。1日に摂取して良いのは、最大300mg(コーヒー2杯)が目安です。一方、子どもはカフェインの影響を受けやすいため、4~6歳は45mg、7~9歳は62mg、10~12歳は85mgが基準となっています。(※)
コーヒーゼリーなら妊婦は1日に2個、子どもは1個。もしコーヒーゼリーを手作りする場合は、ノンカフェインのものを使用するのも良いでしょう。妊婦や子どももカフェインを気にせずに食べられます。
※厚生労働省「食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A」
簡単レシピのコーヒーゼリーを作って至福のティータイムを
材料も工程も少なく、家で簡単に作れるコーヒーゼリー。基本のレシピでもコーヒーの種類や甘みを調整することで、いろいろな味を楽しめます。自分へのご褒美や来客へのおもてなしティータイムに、手作りのコーヒーゼリーを作ってみてはいかがでしょうか。
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