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アメリカのバーベキューとは?本場バーベキューの特徴・日本との違い・定番料理を解説

赤いセラミック製バーベキューグリルから煙が立ちのぼり、グリルの上には2ラックのポークリブ。男性がリブにバーベキューソースを塗っている。

アメリカのバーベキューと聞くと、スモーカーや大きなグリルで豪快に肉を焼く姿を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。実は、アメリカのバーベキューは日本でよく見かける「焼肉スタイル」とは大きく異なります。

直火でさっと焼くのではなく、低温でじっくり、煙で燻しながら火を通すのがアメリカ流。映画やドラマで見て「一度は本場のバーベキューを味わってみたい」と憧れたことがある人もいるかもしれません。

この記事では、アメリカのバーベキューの特徴や歴史、日本との違い、家庭でも試せる定番レシピまでをわかりやすく紹介します。Relatedアメリカ家庭料理の定番を総まとめ!特徴・文化背景・作り方をわかりやすく解説
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アメリカのバーベキューってどんなもの?

大きな幸せそうな家族が、裏庭でバーベキューをしながら休日を楽しんでいる

 

アメリカのバーベキューは、スモーカーや蓋付きグリルを使い、煙の熱でじっくり火を通す調理法が基本です。そのため、肉は驚くほど柔らかく、スモーキーな香りがしっかりと染み込みます。

 

日本では一般的な野外バーベキューのように、強火で焼いてすぐ食べるスタイルとはまったく別物。時間と手間をかけて仕上げるのが、アメリカのバーベキューの大きな特徴です。

 

また、アメリカではバーベキューは単なる料理ではなく、人が集まるための文化として根付いています。週末に家族や友人が集まり、ホスト役が一日かけて肉を焼くという光景も珍しくありません。

アメリカのバーベキューの起源と歴史

グリルで焼かれた完璧なグルメステーキ(クローズアップ、背景ぼかし)

 

アメリカのバーベキューの起源は、先住民の調理法とヨーロッパ移民の食文化が融合したものといわれています。特にアメリカ南部では、肉を大量に調理したり硬くて安い肉を、時間をかけて柔らかく美味しく食べるための調理法するため、低温調理と燻製の技術が発展しました。

 

19世紀以降になると、豚や牛を丸ごと焼くバーベキューは、地域の祭りやコミュニティをつなぐ存在に。そこから各地で独自の味付けやソースが生まれ、現在のように多様なアメリカンBBQ文化が広がっていきました。Relatedプルドポークとは?家庭でも作れるアメリカ生まれの絶品豚肉料理|東京のおすすめ店舗も紹介!
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アメリカのバーベキュー|基本の調理スタイル

 

グリルで燻製された肉

 

アメリカのバーベキューを語るうえで欠かせないのが、次の3つの調理法です。

 

●低温調理(ロー&スロー)
100〜130℃ほどの低温で、数時間から十数時間かけて加熱します。

 

●スモーク(燻製)
ウッドチップの煙で香りと旨みをプラス。

 

●間接加熱
肉に直接火を当てず、熱と煙で火を通します。

 

これらの方法なら、硬くなりがちな部位でもしっとりジューシーに仕上がります。

アメリカのバーベキューで使われる定番の肉と部位

【豚肉】プルドポークやリブが主役

バーベキューソースをかけたグリル&スモークされたリブ

 

豚肉はアメリカのバーベキューでは定番の食材。特に人気が高いのは、以下の2つです。

 

・プルドポーク:肩ロースや肩肉を長時間スモークし、フォークでほぐす料理
・ポークリブ(スペアリブ):旨みが強く、骨付きでバーベキューらしい見た目も◎

 

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【牛肉】王道はブリスケット

自家製の燻製バーベキュー・ビーフブリスケット

 

牛肉を使ったバーベキューといえば、ブリスケット。牛胸肉のことで、脂と赤身のバランスがよく、低温でじっくり火を通すことでとろけるような食感になります。特にテキサス地方のバーベキューでは欠かせない存在といわれています。

【鶏】手軽に楽しめるスモークチキン

ジューシーに焼き上げた鶏もも肉

 

鶏肉は比較的短時間で仕上がるため、家庭でのバーベキューでも取り入れやすい食材です。バーベキューで人気のチキンは以下の2つです。

 

・丸鶏のスモーク
・手羽やもも肉

 

スパイスやソース次第で幅広いアレンジができるのも手軽に楽しめるポイントです。

地域でこんなに違う!アメリカンスタイル「4大聖地」の個性

伝統的な屋外バーベキューで、炭火の余熱を使い丸ごとの豚をじっくり焼いている

【ノースカロライナ】ホールホッグとビネガーソースのバーベキュー

豚を丸ごと焼くホールホッグBBQが有名。仕上げには酢をベースにしたビネガーソースを使い、さっぱりとした味わいが特徴です。

【メンフィス】肉本来の味を楽しむドライリブ

リブが主役のメンフィスBBQ。ソースを使わず、スパイスだけで仕上げる「ドライリブ」が人気です。

【カンザスシティ】甘めトマトソースが決め手

ヒッコリーでスモークした肉に、甘くて濃厚なトマトベースのソースをたっぷり絡めるスタイル。「バーンエンズ」と呼ばれる端肉も名物です。

【テキサス】塩と胡椒で仕上げるブリスケット中心

味付けはシンプルに塩と胡椒だけ。肉とスモークの旨みをダイレクトに味わえるのが、テキサスBBQの魅力です。

アメリカのバーベキューの味を決めるソースと味付け

ボウルに入ったさまざまなソースのセット

 

アメリカのバーベキューではソースも重要な要素です。

 

●トマトベース:甘めで濃厚な味わい
●ビネガーベース:酸味がありさっぱりした味わい
●ドライラブ:肉に直接擦り込む粉末状のミックススパイス。深みのある甘辛い味わい
●マスタードベース:サウスカロライナ州など南東部で親しまれる。酸味と甘み、スパイシーさが特徴

 

ソースは、地域ごとに味や付け方が異なります。いろいろ試してお気に入りを見つけてみるのも楽しそうですね。Related【厳選】おすすめアウトドアスパイス!気になる原料や特徴も紹介
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アメリカ流バーベキューに欠かせない道具たち

スモーカー バーベキューアイテム

 

日本でも道具をそろえれば、アメリカ流のバーベキューが楽しめます。特徴と選び方のポイントを紹介します。

 

・スモーカー
低温で安定した燻製調理ができるアメリカ流バーベキューには欠かせない必須アイテムです。初心者は温度管理しやすい縦型や電気式がおすすめ。

 

・グリル
食材を直接加熱できる調理器具です。直火と間接加熱を使い分けられる蓋付きタイプが便利。

 

・BBQ用温度計
肉の内部温度管理は失敗を防止するためにもしっかりチェックしたいもの。肉に刺すことができるデジタル式が◎。

 

・ウッドチップ
ヒッコリー、アップル、メスキートなど種類が豊富です。肉の種類に合わせて選ぶと本格的に。Related【関東】手ぶらOKのバーベキュースポット!子ども連れに嬉しい場所も
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家庭で試せる!アメリカンBBQ流塊肉の焼き方

バーベキュー イメージ

 

アメリカのバーベキューといえば、分厚い塊肉を蓋付きグリルで数時間かけて低温でじっくり焼く「ロー&スローの燻製スタイルが最大の特徴です。とはいえ、グリルやスモーカーがない…そんなときは塊肉を焼いてアメリカンバーベキュー気分を味わいましょう。日本式のBBQ道具でも、おしゃれでちょっと贅沢なアウトドア料理を楽しめます。

 

【準備するもの】

・アウトドア用の炭台
・木炭
・新聞紙(着火材)
・ライター
・軍手
・炭バサミ
・うちわ

・油と刷毛
・調理用のトング

 

・塩
・胡椒

・牛肉

 

【塊肉を焼く前の下準備】

・あらかじめ炭火にしっかり火をおこしておく
・焼き始める30分ほど前に、お肉をクーラーボックスから取り出して常温に戻す

 

【塊肉の焼き方】

  1. 肉の表面全体に、まんべんなく塩をふる
  2. 炭火の温度をチェック 網の上から約5cmのところに手をかざし、5秒ほど耐えられるかどうかが目安
  3. 網に薄く油を塗り、お肉をのせる
  4. 片面を約4分ほど焼く
  5. 焼いている間、肉の表面に油を塗りながら乾燥や焼きムラを防ぐ
  6. 面を返しながら、全体を均等に焼いていく
  7. 表面がこんがり焼けてきたら、仕上げに胡椒をふる
  8. 胡椒をふったあと、各面をさらに1分ずつ焼く
  9. ほどよく焼き色がついたら、火力の弱い場所へ移動し、3〜5分ほど休ませる
  10. 食べやすくカットして完成

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アメリカのバーベキューを楽しもう!

バーベキューで焼かれたコート・ド・ブフ(骨付き牛リブロース)

 

アメリカのバーベキューは、時間をかけて肉を調理し、ゆったりと食事を楽しむ文化。地域ごとの違いを知ることで、バーベキューはもっと楽しくなります。家庭でも取り入れやすいレシピから、本場アメリカのバーベキューに挑戦してみてはいかがでしょうか。Related香り立つ簡単燻製!「永谷園 業務用 燻製の素」でいつもの食卓を味わい深く|調味料マカセ vol.56
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