May 17, 2025
【2025年】関東の潮干狩りスポットおすすめ!お出かけに役立つ情報をチェック

春の陽気とともに訪れる潮干狩りシーズン。家族みんなで砂浜を歩きながらアサリやハマグリを探す楽しさは格別です。「今年はどこに行こうかな」「子どもが喜ぶスポットはどこだろう」と悩んでいませんか?関東にはアクセスの良い人気スポットがたくさんあります。週末のお出かけに向けて、アサリがたくさん採れる場所や休憩所が充実している海岸など、おすすめスポットをご紹介します。家族の思い出づくりにぴったりの潮干狩り。この春は、関東の魅力的な潮干狩りスポットで自然を満喫してみませんか?
MOKUJI
潮干狩りに行く前にチェック!おすすめの時期や時刻は?
潮干狩りに行く前に確認しておきたいのが、時期と時間帯です。
潮干狩りに適した時期
潮干狩りに適した時期は、3月下旬から7月上旬までの春から初夏。特に、4月下旬から5月のゴールデンウィーク期間は、気候も穏やかで潮干狩りに最適なシーズンです。特におすすめなのが「大潮」の日。大潮とは、満潮と干潮の差が最も大きくなる日で、この日は干潮時に海が大きく引くため、広い範囲で貝を探すことができます。
潮干狩りに適した時間帯
潮見表で「干潮」の時間を確認し、その時間の前後2時間程度が貝掘りに最適です。たとえば干潮時刻が12時なら、10時〜14時の間がおすすめとなります。「潮干狩り 〇〇海岸 潮見表」などで検索すると、各スポットの潮見表が確認できますので、出発前に必ずチェックしましょう。
また、潮干狩り場に到着するのは干潮時刻の1〜2時間前が理想的です。準備や道具のレンタル、更衣室の利用などに時間がかかるので、余裕を持ったスケジュールを組みましょう。これらの時間帯を狙って行くことで、効率よく貝を採ることができますよ。
関東の潮干狩りにおすすめのスポット
ここからは関東エリアにあるおすすめの潮干狩りスポットをご紹介します。基本情報や魅力を詳しく見ていきましょう。
都心から近くて手ぶらOK!ふなばし三番瀬海浜公園

「ふなばし三番瀬海浜公園」は、東京からもっともアクセスしやすい潮干狩りスポットとして人気の場所。東京湾に面した広大な干潟では、新鮮なアサリをたっぷり採ることができます。設備も充実しており、コインロッカーや足洗い場が完備。熊手のレンタルやバケツの販売もあるので、準備に日をかけずすぐに遊びに行けるのも魅力です。

さらに注目なのが、公園内にある「環境学習館」。三番瀬の干潟にすむ生きものたちを、ジオラマや映像で紹介してくれる展示施設です。潮干狩り期間には企画展も開催され、巨大なアサリ模型にふれたり、アサリ320個の貝がらを見比べたりと、潮干狩りの前後でも楽しく学べる工夫がいっぱい。

潮干狩りのコツやレシピも紹介されていて、家族みんなで楽しめます。都会の喧騒を離れて、家族で海の恵みを体験できる貴重なスポットです。
なお、潮干狩りにはセブンチケットでの利用券の事前購入が必須。公園内での販売はなく、土日祝日は人数制限もあるので、早めのチェックと手配がおすすめですよ。
<開催期間>
2025年4月17日(木)〜5月29日(木)
<料金> | 入場料金 |
大人(中学生以上) | 700円 |
子ども(4歳以上) | 350円 |
※アサリの持ち帰りは100gにつき120円
船でも行ける!冒険気分の江川海岸潮干狩り場
アクセスの良さが魅力の「江川海岸潮干狩場」は、東京湾アクアラインを利用すれば、袖ヶ浦インターチェンジから車でわずか15分で到着します。
現地料金所から潮干狩り場へは徒歩で行けますが、有料の渡し船もあるので移動時間も楽しく過ごせます。ここではアサリやハマグリが豊富に採れるだけでなく、さまざまな海辺の生き物も観察できるため、お子さまの自然学習にもぴったりの場所です。
料金所には海の家も完備されているので、休憩スペースや飲食の心配もありません。アクセスの良さと設備の充実度から、ファミリーでの潮干狩りデビューにおすすめのスポットです。
<開催期間>
2025年3月29日(土)〜6月29日(日)
<料金(個人)> | 入場料金 | 採貝量 |
大人(中学生以上) | 2,200円 | 2kgまで |
小人(4歳以上小学生まで) | 1,100円 | 1kgまで |
※超過採貝料金:100gあたり110円
道具いらずで気軽に楽しめる!海の公園

横浜市内で唯一の海水浴場である「海の公園」は、気軽に潮干狩りを楽しめる人気スポットです。3月中旬から6月中旬までの期間中、入場料無料で潮干狩りができます。
干潟では、アサリを中心にマテ貝など種類豊富な貝が自然に生息。種類豊富な貝が見つかるので、お子さまも飽きることなく楽しめるでしょう。「今日はどんな貝が見つかるかな?」とワクワクしながら探す楽しさがあります。

潮干狩りに必要な道具は会場内で販売されているので、手ぶらで訪れても大丈夫。海へのお出かけは荷物が増えがちですが、道具を持参する必要がないのは助かりますね。
<おすすめシーズン>
3月〜9月中旬まで
<料金>
無料
天然の潮干狩り体験ならここ!大洗サンビーチ海水浴場

茨城県の東茨城郡大洗町にある「大洗サンビーチ海水浴場」は、潮干狩りが無料で楽しめる人気スポット。海上花火大会の会場としても知られる美しいビーチで、マリンアクティビティも盛んな多目的ビーチです。

正式な潮干狩り場ではないため入場料は無料。第1・第2サンビーチエリアでは、漁業ルールと法規制の範囲内で天然の潮干狩りが自由に楽しめます。
主にハマグリやホッキガイなどの貝が採れるのが特徴で、自然のままの状態で貝掘りができる貴重な体験ができます。道具は持参する必要がありますが、その分リーズナブルに海の恵みを満喫できるスポットです。
<おすすめシーズン>
4月中旬〜6月下旬
<料金>
無料

潮干狩りに行く前に
潮干狩りへお出かけする前にチェックしておきたい、持ちものや服装、注意点について見ていきましょう。
必要な持ち物
潮干狩りを満喫するには、適切な準備が大切です。初めて行く方も安心して楽しめるよう、必要な持ち物をご紹介します。
貝掘りに欠かせない「熊手」
潮干狩りの主役アイテムは何といっても熊手です。先が丸くなっているタイプが砂の中の貝を傷つけずに探しやすくておすすめです。多くの潮干狩り場ではレンタルサービスもありますが、自分専用を持っていると便利です。
採った貝を入れる「バケツ」
収穫した貝を入れておくためのバケツは必須アイテム。持ち手がしっかりしたタイプを選ぶと、運びやすく疲れにくいです。バケツは荷物をまとめるのにも役立ちます。
鮮度を保つ「クーラーボックス」
せっかく採った貝を新鮮に持ち帰るなら、クーラーボックスが欠かせません。保冷バッグや発泡スチロールでも代用できますが、保冷剤は忘れずに入れましょう。貝の鮮度を保つことで、おいしく安全に食べられます。
多目的に使える「タオル」
潮干狩りでは手足が濡れるため、タオルは複数枚あると安心です。手足を拭くだけでなく、首に巻けば日焼け対策にもなり、一石二鳥のアイテムです。
あると便利なアイテム
潮干狩りをより快適に楽しむための便利アイテムをご紹介します。必須ではありませんが、あると格段に過ごしやすくなるものばかりです。
体を守るアイテム
軍手や手袋:貝殻や小石から手を守る
ウェットティッシュ:手や顔の砂を素早く拭き取れる
救急用品:絆創膏や消毒液があると万が一の怪我に対応
水着:濡れても大丈夫な服装は潮干狩りに最適
快適に過ごすための道具
レジャーシート:休憩時や着替えの際に便利
折りたたみ椅子:長時間のしゃがみ姿勢による疲労を軽減
ビニール袋:濡れた衣類や出たゴミを入れる
防水ケース:スマホや電子キーなどの貴重品を守る
貝を新鮮に保つアイテム
ペットボトル(2L):貝の砂抜き用に現地の海水を持ち帰る
保冷剤:クーラーボックスに入れて貝の鮮度を保つ
健康管理アイテム
飲み物:熱中症予防に水やお茶、スポーツドリンクを準備
小銭入れ(防水):現地での飲食物購入時に便利
これらのアイテムを準備して、より快適な潮干狩り体験を楽しみましょう!
おすすめの服装
潮干狩りを楽しく安全に過ごすための服装選びは重要です。初心者の方でも参考にしやすいおすすめの服装をご紹介します。
体温調節ができる「長袖シャツやジャケット」
海辺は天候の変化が激しく、急に風が強くなったり気温が下がったりすることがあります。温度調節がしやすい長袖シャツや薄手のジャケットを用意しておくと安心です。暑くなったら脱げる重ね着スタイルがベストです。
足を保護する「マリンシューズや短い長靴」
潮干狩り場は貝殻や小石が多いため、素足では怪我をする危険があります。マリンシューズやショート丈の長靴(レインブーツ)を履くと、足をしっかり守れます。滑りにくい底のものを選ぶと、ぬかるみでも安定しますよ。
動きやすさ重視の「長ズボン」
しゃがんだり立ったりの動作が多い潮干狩りには、動きやすい長ズボンがおすすめです。裾をまくりやすいデザインなら、濡れるのを防げます。汚れても気にならない素材を選びましょう。
日差し対策の「帽子とサングラス」
海辺の日差しは意外と強烈です。つばの広い帽子で顔や首を守り、サングラスで目の疲れを防ぎましょう。日差しをカットすることで、砂浜に潜む貝も見つけやすくなります。
注意点
潮干狩りを楽しく安全に楽しむためには、いくつかの注意点を押さえておくことが大切です。特に初めての方は、以下のポイントをチェックしてください。
① 潮見表をしっかりチェック
潮干狩りのベストタイミングは「干潮」の時間帯です。潮が引いている時間に行くことで、より多くの貝を効率よく採ることができます。特に「大潮」の日は潮が大きく引くため、広い範囲で貝探しが楽しめます。潮が満ちていると貝が採れないだけでなく、危険な場合もあります。必ず事前に潮見表で干潮時間を確認し、その時間に合わせて計画を立てましょう。
② 地域ごとのルールを守る
潮干狩り場には、採取できる貝の種類や量に制限がある場合があります。また、漁業権が設定されているエリアでは、許可なく貝を採ることが禁止されていることも。公式サイトや現地の看板を確認して、ルールを守って楽しみましょう。マナーを守ることで、自然環境も守られます。
③ 帰宅後は必ず砂抜きを
採った貝はそのまま食べると砂がジャリジャリしてしまいます。持ち帰ったら、すぐに海水または塩水(水1リットルに対して塩30~35g)に浸して砂抜きをしましょう。暗く静かな場所で数時間から半日ほど置くことで、貝が自然と砂を吐き出します。しっかり砂抜きをすれば、格段に美味しく安全に食べられますよ。
初めての潮干狩りを楽しもう
2025年の関東の潮干狩りスポットについて、おすすめスポットをご紹介しました。お出かけの際は各潮干狩り場のウェブサイトで最新情報や特有のルールを事前に確認することもお忘れなく。自然の恵みを体感できる潮干狩りは、家族の思い出づくりに最適なレジャーです。ぜひこの記事を参考に、関東のおすすめ潮干狩りスポットで素敵な時間をお過ごしください。

ななこ
「伝わる」「感じる」文章をお届けするフリーランスライター。美容や健康に気を使いたいお年頃。美味しいものとNetflixが大好きなインドア派ママです。