Jan 28, 2025
【2025年版】東京で梅を楽しむ!梅まつりの名所や周辺カフェを紹介
春の訪れを感じさせる梅の花。東京都内の梅の名所では、早いところで1月下旬から美しい梅の花見や賑やかな梅まつりが行われます。
この記事では、2025年最新の梅まつり情報や各名所の特徴をご紹介。お花見の合間に立ち寄りたい、周辺のおすすめカフェ情報も掲載しています。美しい梅の花を愛でながら、心安らぐひとときを過ごしましょう。
MOKUJI
【湯島】湯島天神
学問の神様・菅原道真公を祀る神社として有名な湯島天神は、江戸時代から親しまれている梅の名所。境内には白梅を中心に約300本の梅が植えられており、2月から3月にかけて開催される文京梅まつりには多くの花見客が訪れます。
日が暮れると梅のライトアップが行われ、昼間とは異なる幻想的な美しさを楽しむことができるのも文京梅まつりの魅力です。1人でじっくり散策するもよし、大切な人とデートをするもよし。学問の神様と梅に見守られながら、穏やかな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
U-cafe(ユーカフェ)
湯島天神の梅を楽しんだ後は、湯島駅から徒歩2分のカフェ&バー「U-cafe(ユーカフェ)」へ。ここでは、1時間500円から楽しめるボードゲームプランがあり、1000種類以上のボードゲームを体験できます。店内はカウンター席10席、テーブル8卓、大テーブル1卓と広々としており、団体でも利用しやすいのが嬉しいポイントです。
生パスタや手作りプリン、グリーンカレーなどの豊富な食事メニューもあり、ランチにもぴったりのお店です。
【飯田橋】小石川後楽園
水戸徳川家の庭園として造られた小石川後楽園は、四季折々の美しい自然を鑑賞できるおすすめスポット。園内には梅林があり、紅梅、白梅、しだれ梅など、約150本の梅が植えられています。
小石川後楽園の梅の見頃は、例年2月上旬から3月上旬。この季節には「梅香る庭園へ」という梅まつりが開催され、伝統芸能の公演や植木市、名産品の販売などが行われます。
また、ボランティアガイドによる「梅めぐり」イベントでは、園内を巡りながら梅の種類や歴史についての解説を無料で聞けるため、梅はもちろん、小石川後楽園全体の魅力も深く知ることができます。
toggle cafe(トグルカフェ)
小石川後楽園から少し歩いたところにある「toggle cafe(トグルカフェ)」は、トグルホテル水道橋の9階に位置する喫茶室です。ここでは、こだわりのコーヒーや軽食を楽しみながら、東京ドームや首都高速を一望できます。ホテル内のカフェですが、宿泊者以外も利用が可能ですよ。
小石川後楽園や飯田橋駅からも徒歩圏内なので、小石川後楽園の余韻に浸りながらのんびりとした時間を過ごせます。
【亀戸】亀戸天神社
「東の太宰府」とも呼ばれる亀戸天神社は、学問の神様・菅原道真公を祀る由緒ある神社です。境内には300本以上の紅白の梅が植えられており、早咲きから遅咲きまで、長い期間にわたって梅の花を楽しむことができます。その中でも、1本の木に紅梅と白梅が同時に咲く珍しい「五賢の梅」は、道真公の像の近くにあり、心字池に架かる朱色の太鼓橋とともに観光客に人気の撮影スポットとなっています。
梅の見ごろには梅まつりが行われ、多くの参拝者で賑わいます。期間中は露店が並び、さまざまな催しも開催されるので、下町の雰囲気を肌で感じられますよ。近くに訪れた際には、ぜひ下町情緒あふれる亀戸天神社にも立ち寄ってみてくださいね。
And Tei(アンドテイ)
参拝の後は、優雅なティータイムを過ごせる日本茶ミルクティー専門店「And Tei(アンドテイ)」がおすすめ。ここでは国産茶葉とプラントミルクを掛け合わせたオリジナリティあふれるドリンクを味わえます。
ぜひスコーンやマフィンなどのヴィーガンスイーツと一緒に、優雅なひとときを過ごしましょう。
【東向島】向島百花園
向島百花園は、1804年に骨董商の佐原菊塢によって作られた美しい庭園です。園内には約360本の梅の木をはじめ、七草や朝顔、萩など多彩な草花が植えられており、四季折々の風景を楽しむことができます。月影(つきかげ)・初雁(はつかり)・道知辺(みちしるべ)・白加賀(しろかが)など、20種類近くの梅が咲き競う様子は、まさに圧巻。
向島百花園の梅まつりでは、初代園主の故郷である仙台に由来する「すずめ踊り」や、梅をテーマにした俳句や和歌の朗詠など、歴史や文化を感じるイベントが盛りだくさん。また、庭園ガイドの解説を聴きながら園内を散策する「庭さんぽ」や「野草ウォッチング」も人気のイベントです。梅の花だけでなく、足元の草花にも目を向けて、新しい発見を探してみましょう。
カフェ ギーゾ
向島百花園周辺を散策するなら、ぜひ「カフェ ギーゾ」も訪れてみてください。こちらは曳舟駅から徒歩5分の便利な場所にあり、挽きたての本格コーヒーが楽しめると評判のお店です。
特に、ミルクをふわふわに泡立てたクリームを乗せたカフェラテは、見た目にも可愛い一品。餅とワッフルを組み合わせた新食感スイーツ「モッフル」も人気なので、ぜひ1度味わってみてはいかがでしょうか。
【梅ヶ丘】羽根木公園
羽根木公園は北沢地域でもっとも広い公園で、梅林やプレーパーク、野球場、テニスコート、茶室など、たくさんの施設が揃っています。園内には約650本、60品種もの梅が咲き誇る梅林があり、紅梅、白梅はもちろん、ピンクや絞り咲きのものなど、さまざまな種類の梅を見ることができます。広々とした芝生広場や遊具もあり、家族連れでも楽しめるのが魅力です。
特に毎年行われる「せたがや梅まつり」は、地元の商店街が中心となって運営する地域密着型のお祭りで、世田谷の温かさを感じられると評判。期間中は模擬店や箏曲演奏、俳句講習会、太鼓演奏など多彩なイベントが開催され、子どもから大人まで一日中楽しむことができます。梅大福や梅ようかんなど、梅を使ったさまざまな食品も販売されているので、お花見と一緒に軽食を楽しむのもおすすめです。
FUGLEN COFFEE ROASTERS TOKYO – 羽根木公園(フグレン)
羽根木公園からアクセスの良い「FUGLEN COFFEE ROASTERS TOKYO(フグレン)」は、ノルウェー・オスロ発祥のコーヒーショップ。洗練された北欧デザインの店内では、本場の浅煎りスペシャリティコーヒーを楽しむことができます。
コーヒーやパンはテイクアウトも可能なので、公園の緑を眺めながらコーヒーを飲んだり、園内でピクニックを楽しんだりと、公園散策のお供にもおすすめです。
【高尾】高尾梅郷
高尾山のふもとに広がる「高尾梅郷」は、約1万本の梅が咲き誇る都内屈指の梅の名所。遊歩道梅林、関所梅林、天神梅林、荒井梅林、湯の花梅林、木下沢梅林、小仏梅林など、個性豊かな梅林が点在していて、それぞれ違った景色を楽しめます。
特に梅まつりの時期だけ特別に解放される「木下沢梅林」では約700本もの紅梅・白梅が斜面に広がり、とても見応えがありますよ。
毎年3月に開催される「高尾梅郷梅まつり」では、多くの模擬店が出店し、梅林を巡るスタンプ俳句やよさこい踊りなどのイベントも行われます。梅林を散策しながらの食べ歩きやイベント参加は、高尾の自然や文化に触れる絶好の機会。ぜひ高尾山へのハイキングと合わせて、梅まつりも楽しんでみてください。
Burgers cafe CHOUCHOU(シュシュ)
高尾山から約10分歩くと景色のいいところに見えるお店、「Burgers cafe CHOUCHOU(シュシュ)」。店内では、肉厚でジューシーなパティとこだわりのバンズを使った「オリジナルバーガー」をはじめ、チーズやベーコンなどの定番メニューから、ミートチリ、フィッシュフライ、マッケンチーズなど、さまざまなハンバーガーを楽しむことができます。
そのほかナポリタンやロコモコ、ポークカレーなどのメニューもあり、何度でも訪れたくなるお店です。
早春の訪れを美しい梅から
東京には、歴史ある庭園から自然豊かな公園など、美しい梅の花を楽しめる場所がたくさんあります。早春の訪れを感じさせる可愛らしい梅の花は、見るだけで心が温まるもの。今年の春は、ぜひ梅の名所を訪れて、心と体をリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。