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うどんの種類はこんなにある!日本三大・五大うどんからご当地うどんまで紹介

ざるうどん 箸で麺をすくう様子

日本の代表的な麺料理として親しまれているうどんですが、作り方や地域によってさまざまな種類があります。

この記事では、製法や状態による違いに加え、各地で親しまれているご当地うどんについて紹介します。ぜひお気に入りの一杯を見つける参考にしてみてくださいね。Relatedパッケージが可愛いご当地パン特集 地元で愛される懐かしパンを見つけよう
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うどんはどのくらいの種類がある?分類のポイント

うどんは小麦粉と水を混ぜて練りあげた生地を成形し茹でて食べる麺料理です。シンプルな料理ながら多くの種類があるので、その分類のポイントを解説します。

製法による種類

うどんを打つ職人の手元 うどん作りイメージ

 

うどんの製法は大きく分けて手打ちと手延べの2種類あります。手打ちうどんは生地を綿棒で薄くのばし、包丁で麺状に切って仕上げます。乾燥させずに生麺のまますぐに茹でて食べ、弾力がありモチモチとした歯ごたえがを感じられます。

 

一方、手延べうどんは生地に油を塗りながらよりをかけて引き延ばして作ります。より・延ばし・熟成を繰り返して乾燥させて乾麺に仕上げます。刃物を使わずに作るので、麺の中心に芯が通り、細くても強いコシがある食感になります。

食べ方による種類

うどんは茹でた後に温かいままかけうどんで食べたり、冷たく締めてからざるぶっかけうどんで食べたりとさまざまな食べ方があります。うどん自体がシンプルな味なので、野菜・肉・魚介類などの具材を乗せたり、地域によって異なる出汁をかけたり、カレーうどんにしたりとアレンジのバリエーションは多くあります。

うどんの状態による種類

冷凍うどん

 

市販で売っているうどんはさまざまな状態で販売されていて、風味や賞味期限などに違いがあります。

 

●生うどん:
製麺後に加熱調理をせずにそのまま包装されたもの。賞味期限は短いが、自分でゆでて本格的なうどんの風味が楽しめる。

 

●半生うどん:

生うどんから低温乾燥させ水分を抜いた状態のもの。生うどんに近い風味を楽しめ、賞味期限が長めで贈答用にも向いている。

 

●チルド麺:

加熱処理済みのうどんを冷蔵状態で保存しているもの。茹でる必要がなく温めるだけで食べられるが、こしは弱め。

 

●冷凍うどん:

茹でたうどんを急速冷凍したもの。うどんの風味を残したまま、保存性が高く調理も簡単なので人気が高い。

 

●乾麺:

完全に乾燥させた状態のもの。手延べうどんが多く、半年以上の賞味期限があるものが多いので備蓄にもおすすめ。

地域ごとのご当地うどん

うどんに出汁をかける様子

 

うどんは地域によって、食べ方・製法・形状が異なります。特に出汁は関東と関西で大きく異なります。関東では鰹節を中心に昆布や煮干しなどを使い、色の濃い醤油ベースの味付けで「おつゆ」と呼ばれます。

一方、関西では昆布と鰹節が基本でいりこなども使い、薄口醤油で味付けし「おだし」と呼ばれます。気候や文化によって育まれたご当地うどんは個性があるので、旅行先で食べてみてはいかがでしょうか。

日本三大(五大)うどんとは?

日本三大うどんは、讃岐うどんと稲庭うどん、そして3つ目は諸説あるとされています。水沢うどんや五島うどん、氷見うどんが有力な候補として挙げられており、これらをあわせて日本五大うどんと紹介することがあります。ここでは、日本五大うどんをそれぞれ紹介します。

讃岐うどん

讃岐うどん

 

讃岐うどんは、うどん県とも呼ばれる香川県で食べられています。加水量が多く、しこしことした弾力のある食感が特徴です。小麦・塩・醤油・いりこなどうどんを作るために必要な材料が揃いやすいことがうどんを食べる習慣に発展したと考えられます。セルフで出汁や天ぷらを選んで食べる文化があります。

稲庭うどん

稲庭うどん

 

稲庭うどんは、秋田県の稲庭町が発祥で、名乗るには製法や産地などが定められています。手延べ製法で作られ、細くて平べったいのが特徴です。つるっとしたのど越しと上品な味わいで、贈答品としても人気があります。

水沢うどん

水沢うどん

 

水沢うどんは、群馬県渋川市伊香保町の名物です。水澤観音(水澤寺)の参詣客に振る舞われていたのが発祥で、現在も1.5km続く水沢うどん街道があります。一般的に冷たいざるうどんとして食べられ、透明感のあるつるつるとしたのど越しが特徴です。

五島うどん

五島うどん

 

五島うどんは、長崎県五島列島で作られています。特産の食用椿油を使って紐のように細く延ばして作られています。手延べで生産量が少ないので、幻のうどんと呼ばれています。細麺ながらこしがあり、あご出汁と相性が抜群です。

氷見うどん

氷見うどん

 

氷見うどんは、富山県氷見市の郷土料理です。稲庭うどんや五島うどんと同じく手延べで作られています。糸うどんと呼ばれるほど細く、熟成によってモチモチの食感と独特のツヤが生み出されます。

五大うどん以外の有名なご当地うどん

五大うどん以外にも有名なご当地うどんを紹介します。

武蔵野うどん(東京・埼玉)

武蔵野うどん

 

武蔵野うどんは、埼玉県西部から東京都多摩地区で食べられています。江戸時代から地元で獲れた小麦を使って生地を作っています。こしが強い太麺で、野菜やお肉の入った甘めの付け汁につけて食べるのが一般的です。

ひもかわうどん(群馬)

ひもかわうどん

 

ひもかわうどんは、日本でも有数の小麦の産地である群馬県の名物です。幅広の麺が特徴で、太いものだと10cmを超えるものまであります。かつては冬に煮込んで食べられていましたが、最近では冷やしざるうどんとしても楽しめます。

味噌煮込みうどん(愛知)

味噌煮込みうどん

 

味噌煮込みうどんは、愛知県名古屋市を中心に中京地区で食べられています。八丁味噌を始めとした濃厚な風味のある赤味噌で煮込みます。煮込むことを前提に、塩水ではなく真水で作られたうどんは、噛み応えのある麺です。

伊勢うどん(三重)

伊勢うどん

 

伊勢うどんは、三重県伊勢市で伊勢神宮の参拝客に振舞われ、今でも地元の味として親しまれています。極太の麺を1時間以上茹でて柔らかく仕上げるのが特徴で、消化に良く胃に優しいと評判です。

博多うどん(福岡)

ごぼ天の乗った博多うどん 資さんうどん

 

博多うどんは、福岡県を中心に食べられています。柔らかい麺と、カツオ節・昆布・アゴなどでとった透き通った出汁が特徴です。ファストフードとして地元の人に愛され、ごぼうの天ぷら「ごぼ天」や魚のすり身の「丸天」をトッピングします。

大阪うどん・かすうどん(大阪)

大阪うどん きつねうどん

 

大阪うどんは、大阪府を中心に関西地方で食べられています。柔らかくて太い麺が、関西風のあっさりとした出汁を吸って食べやすい風味なのが特徴です。牛の小腸を素揚げしたかすを入れた、かすうどんもソウルフードとして人気があります。

富士吉田うどん(山梨)

富士吉田うどん

 

富士吉田うどんは、山梨県の富士吉田市が誇る郷土料理。歯ごたえがよくとてもコシが強い麺が特徴です。馬肉を食べる文化があり、牛肉や豚肉の代わりに醤油や砂糖、みりんなどで甘辛く煮た馬肉は大人気のトッピングです。他にもキャベツや、「すりだね」といった山椒や唐辛子を合わせた調味料も定番です。

加須うどん(埼玉)

加須うどん

 

加須うどんは、埼玉県加須(かぞ)市で寺への参拝客に振舞われたことが発祥のうどんです。通常よりも2倍の時間をかけて、手ごね・足踏み・寝かせの工程をおこなうのが特徴で、強いこしとのど越しの良さを楽しめます。

豪雪うどん(北海道)

 

豪雪うどんは、北海道の倶知安(くっちゃん)町の特産品であるジャガイモのデンプンを練り込んで作られています。深い雪を思わせるような白く透き通った麺はプリプリとした食感で、小麦のうどんとは違う風味を味わえます。

うどんの種類を知って食べ比べてみよう

稲庭うどんを箸で掬い上げる様子

 

小麦粉を使って作られるシンプルな麺料理のうどんは、豊富な種類の食べ方があります。好みのうどんを探して作ってみたり、旅行先でご当地のうどんを食べてみたりして、お気に入りのうどんを探してみてはいかがでしょうか。Related高尾山といえばとろろそば!高尾山口駅の麓から高尾山山頂までの美味しいお蕎麦屋さん
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古泉葵

written by...古泉葵

2020年よりフリーランスとして活動中のWebライター。趣味は読書と手芸と料理。食べ歩きも好きで、夫婦で旅行に出かけることが好きです。