Dec 26, 2024
おみくじはいつどのように捨てればいい?正しい捨て方・返納方法を解説|初詣やパワースポット巡りに!
初詣やパワースポットめぐりをしている時に引いたおみくじをどのように扱っていますか?すぐに木に結ぶことも、持ち帰ることもあるかと思います。持ち帰ったおみくじをどのタイミングでどのように捨てたらいいのかをご存知でしょうか。燃えるごみとして捨ててもいいのかどうか迷ってしまいますよね。そこで、この記事ではおみくじを捨てるタイミングと捨てる方法を紹介します。おみくじに関するよくある質問にも回答していますので、おみくじについてより深く理解したい人は、ぜひ参考にしてください。
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おみくじはどのタイミングで捨てる?
おみくじを持って帰った場合、どのタイミングで捨てたらいいのかわからない人も多いと思います。そこで、おみくじを捨てるタイミングを3つ紹介します。
新しくおみくじを引く時
新しくおみくじを引いたタイミングで、古いおみくじを捨てましょう。新しく引いたおみくじに書かれていることを受け止めるためにも、このタイミングで手放すのがおすすめです。
新年を迎えた時
おみくじを毎年の初詣で引く人も多いことでしょう。昨年引いたおみくじを持っている場合は、初詣で古いお守りや熊手などを納める古札入れや返納箱に入れましょう。その際は、おみくじと同等の金額を賽銭箱に入れると、より丁寧になりますよ。1年の始まりに新たなおみくじを引き、気持ちを新たにするきっかけにしましょう。
願いが叶った時
おみくじを引いた時の願い事が叶った時も、おみくじを処分するベストなタイミングです。願い事が叶ったら、神様へ感謝と報告のためにもう一度お参りするのもおすすめです。その際におみくじを返納するといいでしょう。
引いたおみくじの処分方法は?
引いたおみくじはどのように処分すればいいのでしょうか。おみくじの処分方法を紹介します。
引いた後に神社の木の枝に結ぶ
おみくじを引いてあまり良くない結果の時は、おみくじを引いたところの近くにある木などに結ぶことが多いです。おみくじを結ぶのは神仏と縁を結ぶと考えられ、結ぶことによって悪い運気を結んで留めることができます。神社によって決められている場所に結んだり、納札所に返納したりしてください。また、良い運勢だったとしてもおみくじを結んで帰ることは問題ありません。
ただ、おみくじは神様からのアドバイスでもあるので、結果にかかわらず持ち帰って読み返して迷った時の指針にするのもおすすめです。
どんど焼きで処分する
どんど焼きとは、しめ飾りや門松などをお焚き上げする行事のことで、一般的に1月におこなわれます。持ち帰ったおみくじを封筒や半紙に包み、どんど焼きに持って行って処分してもらいましょう。
引いた神社に返納する
おみくじは引いた神社に返納するのが、一番丁寧な処分方法です。神社に置いてある古札入れや返納箱に古いおみくじを入れましょう。年末年始のみ返納箱を設置している神社もあるので、わからない場合は社務所で聞いてください。
おみくじは引いた神社以外でも返納はできますが、思い入れのあるおみくじだから…など、どうしても引いた神社に返納したい場合は、郵送でおみくじを返納できることもあります。全ての神社で郵送での返納を受け付けているわけではないので、まずは郵送ができるかどうか問い合わせをしてみてくださいね。
他の神社に返納する
おみくじは引いた神社以外でも返納は可能です。旅行先の神社で引いたり、引越しをして離れてしまったりしたら、近所の神社におみくじを返納しましょう。おみくじを返納する時は、心の中でその神社でおみくじを引いた神社のことも報告しつつ、お参りをすることをおすすめします。
一般ごみとして処分する
どうしても神社に行けないけれど、すぐにおみくじを処分したい場合は、一般ごみとして捨てましょう。その際は、お清めをしてから捨てることがおすすめです。お清めの方法は次のとおりです。
- 半紙や和紙の上におみくじを乗せる
- 粗塩をかけて包む
- 感謝の言葉をかけながら、封筒やビニル袋に入れる
- 他のごみとは分けて、燃えるごみとして出す
おみくじは神様からの言葉とされているので、破ったり雑に捨てたりするのはやめましょう。
「おみくじ帳」として手元に残す
おみくじを処分せずに取っておきたいという人におすすめなのがおみくじ帳です。おみくじにはアドバイスや目標などが書かれているので、引いた時だけでなく日常生活の中で見返すのもいいですよね。ノートに引いたおみくじを貼って、いつ引いたのかなどを記録しておくと、いつどのようなアドバイスをもらったのかをじっくりと見返すことができます。
おみくじについてよくある質問
おみくじについてよくある質問を回答と一緒に紹介します!
吉と末吉はどっちが良い?おみくじの順番
おみくじは大吉が一番良くて、大凶が一番悪いというのはわかりやすいですが、その他の吉と末吉などはどちらが良い結果なのかを知っていますか。神社によって多少異なりますが、結果が7種類の場合と12種類の場合で順番が異なります。
7種類:大吉>吉>中吉>小吉>末吉>凶>大凶
12種類:大吉>中吉>小吉>吉>半吉>末吉>末小吉>凶>小凶>半凶>末凶>大凶
ただし、おみくじは結果の優劣で一喜一憂するのではなく、書かれている内容をよく読み、今後の行動の指針にすることが大切です。
おみくじはいつ引けばいい?
基本的にはおみくじはお参りをした後に引きましょう。お参りをする時に、自己紹介や願い事について神様にお伝えし、その回答をいただくためにおみくじを引くという流れです。おみくじは1つの願い事を頭に思い浮かべながら引くと、その答えがおみくじに書かれているとされています。
おみくじで寺と神社の違いがわかる?
寺と神社で引くおみくじには、明確な違いが1つあります。それは記載されている文で、寺では漢文、神社では和歌で書かれています。江戸時代まではおみくじを読むのは武士や僧侶だけだったので、寺でも神社でも日ごろから使われていた漢文で書かれていました。明治時代になると、政府から神仏分離を命じられ、区別を付けるために今のように違いができました。ただし、寺と神社のおみくじはどちらも吉凶を占うためなので、大きな違いはありません。
おみくじを大切に扱って運勢と気分を上げよう
初詣やお参りの際によく引くおみくじ。手放すタイミングを逃してしまった人や手放すタイミングを知らなかった人は、ぜひ参考にしてくださいね。おみくじを大切に取り扱って、運勢や気分を上げましょう。