Mar 07, 2026
話題の“パン飲み”を楽しむ東京案内|人気店と魅力の組み合わせを紹介
SNSで話題の“パン飲み”。その人気は広がり、東京のベーカリーやワインバーでも注目を集めています。香ばしく焼き上げたパンとお酒は、実は相性のいい組み合わせ。気になっている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、いま訪れたい人気店をはじめ、パン好きさんが楽しめるおすすめのペアリングアイデアまで、わかりやすく紹介します。
MOKUJI
パン飲みとは?人気が高まる理由

パン飲みとは、焼き立てのパンをワインやビール、日本酒などのお酒と一緒に気軽に楽しむスタイルのこと。ベーカリーカフェの増加や、小麦の個性を活かした香り豊かなパンが身近になったことで、お酒との組み合わせに注目が集まっています。
ハード系や惣菜パンはつまみやすく、仕事帰りの軽い一杯にもぴったり。パン好きの人を中心に、日常で楽しめる新しい食体験として広がっています。
実際、パン飲みという言葉がじわじわと浸透するなかで、お酒を提供するベーカリーカフェが増えているのは象徴的な流れです。ワイン、クラフトビール、シードル、日本酒など、パンとの相性を意識したセレクトが光る店舗は、食文化を体験できる場としても話題を集めています。
東京エリアのパン飲み名店巡り
パン飲み文化が広がりつつある東京では、ワインとパンを気軽に楽しめる“名店”が続々登場しています。ここでは、仕事帰りにも立ち寄れて、一人でも過ごしやすいパン飲みスポットをエリア別に紹介します。気になるお店は、最新の営業時間をSNSでチェックしてから訪れるのがおすすめです。
【本郷三丁目】Pan-nomi bar BUNZO

本郷三丁目駅から湯島方面に向かい徒歩5分程度の場所にあるパン屋。昼は天然素材にこだわった花酵母パンが並び、夜はパンとお酒を楽しめるパン呑みバー「Pan-nomi bar BUNZO」として営業しています。

湯島天満宮の白梅由来の花酵母で、低温でじっくり発酵させた生地は、ふわりと広がる香りと自然な旨みが魅力です。さらに、数種類の国産小麦をブレンドすることで、心地よい歯切れと軽やかな口どけを実現。店頭に並ぶパンの約3割がヴィーガン対応というのも魅力のひとつ。花酵母ならではのやさしい風味が、ワインや日本酒との新しいペアリングを引き立ててくれます。

「パン×日本酒」の組み合わせを、日本酒ソムリエである店主・佐山健一さんの丁寧な説明とともに楽しめるのも大きな特徴。店内は5席のみのカウンター席で、ひとつひとつのペアリングをじっくり味わえます。1+1を3にも5にも変えるパンとお酒のペアリングの魅力を体験し、学びと発見に出会えるひとときが過ごせるでしょう。
また、barBUNZOの店頭では、ワンちゃんの腸活も考えた犬用の花酵母パンも販売。パン呑みの余韻をそのままに、帰り際のお土産としてもおすすめです。気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。

| 営業時間 | (昼のパン販売)水〜土 9:00〜17:00/ (夜のパン呑み)月〜土17:00〜22:00(L.O.21:30) |
| 定休日 | (昼のパン販売)日・月・火・祝日 (夜のパン呑み)日・祝・他不定休 |
| テイクアウト | パンの持ち帰り可能 |
| 犬用パン販売 | (月〜土)17:00〜22:00 |
【門前仲町】たむらパン

下町・門前仲町の路地裏にある小さなベーカリー。朝はパン屋、午後になると“パン飲み専門店”へと変貌する、二つの顔を持つお店です。メニューはなんと、ハード系や惣菜パンなど約10種類のパンに、お惣菜やペースト、国産チーズなどを添えた「パン盛り合わせ」ひとつだけ。

パンのおかわりもOKで、「甘め多め」などの細かなリクエストにも応えてくれる柔軟さも魅力です。合わせるドリンクは、店主が縁を持つ北海道産ワインが中心。ふたりが北海道の大学出身というルーツから、自然とその愛情がセレクトに反映されています。カウンターを中心にしたこぢんまりと温かい店内は、ひとりでふらりと立ち寄るのにもぴったり。気軽に足を運べるのに、どこか特別な一杯とひと皿が楽しめるスポットです。

| 営業時間 | (パンの販売)7:30~売り切れまで
(パン飲み営業)15:00~ ※火曜日は7:30~12:00 |
| 定休日 | 火の午後・水・木 |
| テイクアウト | パンの持ち帰り可能 |
最新情報は公式SNSでご確認ください。
【清澄白河】CIEST

船堀から清澄白河に移転してきた「パンとワインの相談所」。パン屋としての顔と、立ち飲みでパン飲みができるワインスタンドとしての顔をあわせ持つお店です。

並ぶパンは、粉の個性をしっかり生かした「お食事パン」が中心。カンパーニュやバゲット、チャバタにサンドイッチなど、ワインとの相性を意識した種類豊富なパンが並びます。店内はカウンター中心で、立ち飲みスペースがあり、ひとりでも気軽に立ち寄りやすい雰囲気。
パン購入だけでもOK。テイクアウトと立ち飲みで入口が異なるので、訪れる際はちょっとだけ注意を。ワインとパンを片手に、気ままな“ひとり時間”を楽しみたい日にぴったりのスポットです。

| 営業時間 | パンとワインの販売…12:00〜18:00
立ち飲みパン飲みスペース…13:00〜18:00 |
| 定休日 | 水・木 |
| テイクアウト | パンの持ち帰り可能 |
【茅場町】ジェットベイカー

茅場町のオフィス街に佇む、地域のファンも多い人気ベーカリー。夕方からはビールやワインと一緒に“パン飲み”を楽しめるスタイルが魅力です。
名物は、国産小麦100%で作るオリジナルの「高加水パン」。小麦が吸収できる限界まで水を含ませて練り上げることで、しっとり&もちもちの食感に。卵・乳製品・油脂・添加物を一切使わないこだわり製法で、素材本来の風味がダイレクトに感じられます。

夜になると、ビール職人が注ぐスーパードライが登場。なんと5種類の注ぎ方があり、泡を作らない「JET注ぎ」は思わず驚くほどの飲み心地。爽やかな苦味とパンのほのかな甘みの相性が抜群で、止まらなくなるペアリングです。店内はコンパクトながら温かみのある雰囲気で、仕事帰りにひとりでふらりと立ち寄る人も多いお店です。

| 営業時間 | (火~金)
ランチ…11:30〜14:00 ディナー…18:00〜22:30 ランチ…12:00〜14:30 ディナー…18:00〜22:30 |
| 定休日 | 月・日・祝日 |
| テイクアウト | (水~土)11:30〜13:30
(土曜日のテイクアウトは12:30〜) |
関連ランキング:ダイニングバー | 茅場町駅、八丁堀駅、水天宮前駅
【東松原】Crumb.

東松原駅から徒歩3分。自然酵母と国産小麦で焼き上げたパンを、ワインや軽食と一緒に楽しめる“パン飲み”スタイルのベーカリー&バーです。看板メニューは、自家製の天然酵母の一種を使い、国産小麦で仕上げる食事パン「サワードウブレッド」。

平日は4種類ほど、週末の金〜日曜は食パンや旬の素材を使ったパンが並び、6〜7種類のラインナップに。それぞれを店内で1切れ300〜500円で味わえるほか、パンを食材として使った料理を楽しめるのも魅力です。

店内はカウンター中心の小ぢんまりとした空間で、お酒とパンを一人で気軽に楽しみたいときにもぴったり。夜はナチュラルワインやクラフトビール等とともに、“パンを主役にしたディナー”をゆったり過ごせる雰囲気です。
| 営業時間 | (月〜木)18:00〜23:00
(金~日・祝)12:00〜21:00 |
| 定休日 | 不定休 |
| テイクアウト | パンの持ち帰り可能
お酒が飲めなくてもパンだけ買って帰ることもできます |
関連ランキング:ダイニングバー | 東松原駅、新代田駅、梅ケ丘駅
【西小山】Cizia

2019年にオープンした、パンと自然派ワイン、そしてイタリアン料理を気軽に楽しめるお店。自家製パンを“肴”に、ワインをゆっくり味わう「パン飲み」ができるスタイルが人気の理由です。
店で焼き上げるパンは、香ばしさともっちり感が心地よいフォカッチャやハード系が中心。提供されるメニューは、パンに合う料理、料理に合うパン、そしてワインとの相性まで——すべてがひとつの流れで楽しめるよう考えられています。

定番メニューに加え、季節食材を使った週替わりのお皿も登場します。日替わりの「本日のパン」が数種類並び、パンだけをテイクアウトして自宅で楽しむこともできます。店内は落ち着いた雰囲気で、カウンターや少人数向け席があり、一人でも気軽に立ち寄れる空間です。

| 営業時間 | 12:00〜14:30(火木金L.O. 14:00/土日祝L.O. 13:30)
18:00〜23:00(L.O. 22:00) |
| 定休日 | 月・水(不定休あり) |
| テイクアウト | パンの持ち帰り可能 |
関連ランキング:イタリアン | 西小山駅、洗足駅、武蔵小山駅
自宅で楽しむパン飲み|お酒別アイデア
「ペアリング」とは、お酒と料理の組み合わせを楽しむ考え方のこと。とはいえ難しく捉える必要はなく、「これ好きかも」という感覚で自由に試してみるのが一番です。
休日や仕事帰り、自宅で気軽に“パン飲み”を楽しむなら、お酒に合わせてパンを選ぶだけで、いつもの家飲みがぐっと特別な時間に。ここでは、お酒別におすすめの組み合わせをご紹介します。
ビール × しらすのガーリックトースト

しらすの旨味とほどよい塩気は、ビールの爽快感と相性抜群。ガーリックの香りがアクセントになり、軽めのおつまみとして楽しめます。仕事終わりの一杯にもぴったりな、気取らない組み合わせです。
赤ワイン × イチヂクとクルミのパン

甘みとコクのあるイチヂクとクルミ入りのパンは、果実味やナッツの香ばしさが赤ワインと相性◎。パンの豊かな香りとワインの深みが調和して、リラックスしたい夜の時間にぴったりなペアリングになります。
日本酒 × フォカッチャ

辛口の日本酒とフォカッチャのオリーブオイルの風味は相性抜群。もちもち食感のフォカッチャの素朴さと小麦の風味は、日本酒の米の香りや旨みとしっくり馴染みます。和食以外と合わせたいときにも取り入れやすく、落ち着いた家飲みに向いた組み合わせです。
まとめ|パン飲みがもたらす新しい食体験

パン飲みは気軽なのに、どこか特別感のある楽しみ方。焼きたての香りやパンの食感を感じながら、お酒の風味がふわっと重なる瞬間は、忙しい日でも心をゆるめてくれるように感じます。東京にはひとりでも立ち寄りやすいお店が増えていて、自分のペースで過ごせるのも魅力です。
家で楽しむときも、好きなパンとお酒を合わせるだけで、いつもの夜が少し豊かに変わります。気になる組み合わせを見つけながら、自分だけの“パン飲み時間”を楽しんでみてください。
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