Feb 13, 2026
【レシピ】タラの芽の旬と楽しみ方とは?出回る時期や食べ方を解説
タラの芽は「山菜の王様」と呼ばれている山菜の一種です。程よい苦みと豊かな風味で、春によく食べられています。天然物だけでなくハウス栽培できるようになってからは、春以外の季節にも楽しめるようになりました。
そこで、この記事ではタラの芽を食べられる時期や栄養価について解説します。おいしいタラの芽の選び方やおすすめのレシピも紹介しているので、ぜひ自宅でタラの芽を楽しんでみてください。
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タラの芽とは

タラの芽とは、ウコギ科の落葉低木「タラノキ」の新芽を指す呼び名です。タラノキは全国各地の山間部に自生しており、とげのある木肌が特徴的です。その新芽であるタラの芽は春の旬菜として親しまれています。
山菜の王様と呼ばれる理由
タラの芽は程よい苦味ともちっとした食感で、山菜の中でも食べやすい味わいであることから「山菜の王様」と呼ばれています。また、栄養価が高いことも重宝されている理由のひとつといえます。
男ダラと女ダラの違い

タラの芽には、鋭いとげに覆われている男ダラ(おんだら)ととげが比較的少ない女ダラ(めだら)の2種類があります。女ダラのほうが食べやすいですが、男ダラも熱を通せばとげが柔らかくなります。基本的に野山などに天然で生えているのは男ダラで、ハウス栽培は女ダラです。
タラの芽の栄養価

タラの芽の栄養成分は次のとおりです(可食部100gあたり)。
| エネルギー | 27kcal |
| たんぱく湿 | 4.2g |
| 脂質 | 0.2g |
| 炭水化物 | 4.3g |
| 食物繊維 | 3.6g |
| ビタミンC | 3mg |
| ビタミンE | 2mg |
| β-カロテン | 600μg |
| カリウム | 260mg |
タラの芽は、食物繊維・ビタミン群・β-カロテン・カリウムなどの豊富な栄養素が含まれています。特に脂溶性のビタミンを含むため、天ぷらなどの揚げ物で食べると吸収率が上がります。また、水溶性のビタミンの流出を防ぐため、タラの芽は洗った後、水にさらさずにそのまま調理することをおすすめします。
タラの芽の収穫時期と旬

タラの芽の収穫時期と旬を紹介します。
天然物の収穫時期と主な産地
タラの芽は、全国各地の野山に生息しています。特に有名なのが山形県で、全国一位の生産量を誇ります。天然物のタラの芽は、地域によって少し異なりますが4~5月ごろに収穫でき、桜の開花と同じ時期に収穫できるといわれています。
天然物とハウス栽培との違い
タラの芽は春の山菜として知られていますが、ハウス栽培物は冬の時期から出回ります。早いものは11~12月ごろから収穫がされ店頭に並ぶため、天然物よりもひと足さきに楽しむことができます。
タラの芽の選び方と保存方法
新鮮なタラの芽の選び方と、長くおいしさを保つための保存方法を紹介します。
新鮮なタラの芽の見極めポイント

タラの芽は根元がふっくらと太く、芽の先までピンと張って緑色のものを選びましょう。タラの芽は伸びすぎると苦味やえぐみが強くなります。芽のつぼみ状のところが開いて3~5cmほど伸びたものがおすすめです。小さすぎるとタラの芽の風味が少なく、可食部が少ないので避けてください。天然のタラの芽は、芽の部分を収穫すると切り口から透明なゼリー状の樹液が出てくることがあり、新鮮な証拠です。
保存期間を延ばすテクニック
タラの芽はあまり日持ちがしません。香りが大切な食材なので、新鮮なうちにできるだけ早く食べることをおすすめします。常温保存する場合は、乾燥しないように新聞紙に包み、穴をあけたポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れると、2~3日もちます。
タラの芽の下処理方法と冷凍保存方法

タラの芽は根元にある赤茶色の葉のような「はかま」という部分を除去する下処理が必要です。タラの芽を軽く洗って拭いてから、根元を面取りするように1周むくと、はかま部分が自然にはがれます。根元の断面は乾燥しているので、薄く切り落としてください。
下処理ができた状態で冷凍をすると、そのまま料理に使えるのでおすすめです。下処理後のタラの芽を4~6個(1食分)ずつラップに包みます。冷凍用の保存袋に入れて冷凍すれば、2~3週間の保存が可能です。冷凍をすると、タラの芽の繊維の食感とほろ苦さが少し強くなり、色も濃くなります。
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タラの芽をおいしく食べるおすすめのレシピ
タラの芽をおいしく食べるためのレシピを3つ紹介します。和風の調理方法が一般的ですが、意外と洋風や中華などにアレンジすることもできます。
タラの芽の天ぷら

まずは、王道のタラの芽の天ぷらです。揚げることによってタラの芽の苦味を少し和らげ、栄養素も吸収しやすくなります。タラの芽はすぐに火が通るので、火を通しすぎないようにしてください。
<材料>(3人分)
・タラの芽…6本
・薄力粉…100g
・水…1カップ
・氷…少々
・塩など…お好みで
<作り方>
- タラの芽の根元にある茶色いはかまを削り取り、十字の切り込みを入れる
- ボールに水と氷を入れ、薄力粉を加えてざっくり混ぜる
- 油を180℃に熱しておく
- 2の生地にタラの芽をくぐらせる
- 熱した油に根元部分だけを入れて5秒待ち、その後全体を入れる
- 泡がフツフツと小さくなっていき、揚げ色が付いたら完成
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タラの芽のゴママヨ和え

茹でたタラの芽をマヨネーズで和えると、くせになる味わいの副菜になります。いつもとは少し違ったタラの芽の風味を楽しめます。
<材料>(2人分)
・タラの芽…10本
・マヨネーズ…大さじ1
・めんつゆ(3倍濃縮)…小さじ1
・白すりごま…小さじ1
<作り方>
- タラの芽の根元にある茶色いはかまを削り取り、根元の硬い部分を切り落とす
- 鍋に湯を沸かし、沸騰したらタラの芽を入れてさっとゆでる
- 水気を切り粗熱をとる(穂先の水分はキッチンペーパーで軽くおさえる)
- ボウルに調味料を入れて混ぜ、タラの芽を加えて混ぜたら完成
タラの芽のベーコン巻き

お弁当にぴったりのベーコン巻きをタラの芽で作ってみませんか。タラの芽×ベーコン×チーズという意外な組み合わせですが、タラの芽は洋風の味わいにもマッチするのでおすすめです。
<材料>(4個分)
・タラの芽…8本
・とろけるチーズ…1枚
・ベーコン…4枚
・小麦粉…適量
・塩…少々
・揚げ油…適量
<作り方>
- タラの芽は小さいものを選び、大きい場合は一口大に切る
- ベーコンの上にタラの芽と細長く4等分にしたとろけるチーズをのせて巻く
- 小麦粉をまぶし、楊枝などで止めておく
- 油を熱し、チーズが溶け出ないように揚げる
- 油を良く切って塩をふって完成
旬のタラの芽を楽しもう

タラの芽は山菜の王様として春に楽しめる食材です。最近では野山に生えている天然物だけでなく、ハウス栽培も増えているので長い間旬を楽しむことができます。体に嬉しい栄養素も豊富なので、ぜひ旬のタラの芽を食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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