Aug 27, 2025
【保存版】防災コスメとは?災害時にも“自分らしさ”を守るスキンケアとメイク

地震や台風など、突然の災害に備えて非常食や水を準備している人は多いことでしょう。でも「防災コスメ」のことまで気にかけている人は、まだあまり多くないかもしれません。非常時でも肌を清潔に保ち、気持ちを整えるためには、スキンケアやメイクの力が欠かせません。
この記事では、防災コスメの基本情報や選び方、おすすめのアイテム、防災ポーチの中身などを詳しく紹介します。災害時にも自分らしく、少しでも心穏やかに過ごすためのヒントとして、ぜひ参考にしてくださいね。
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防災コスメとは?
防災コスメとは、災害時に備えて準備しておくと役立つ化粧品やスキンケアアイテム、衛生用品のことです。地震や台風などの非常時には、断水や避難所での生活により、普段のスキンケアやメイクが難しくなる場面もあります。そんな状況下でも肌や心を清潔に保ち、少しでも平常心を保てるようにサポートするのが防災コスメの役割です。
防災コスメが必要な理由|災害時の不安を和らげ“自分らしく”過ごすために
災害時の避難所ではプライベートな空間が少なく、生活リズムも乱れやすくなるため、精神的なストレスが大きくなりがちです。そんなとき、スキンケアや軽いメイクをすることで「自分を保つ」感覚が得られ、心の安定につながるという声も多く聞かれます。
防災コスメを備えることで得られるメリットは下記のとおりです。
・肌荒れ・乾燥・感染症の予防につながる
・メイクによる身だしなみで前向きな気持ちを保てる
・香りや保湿でリラックスでき、ストレスの緩和になる
・周囲とのコミュニケーションをスムーズに保てる
このように、防災コスメは単なる美容アイテムではなく、心身の健康を支える重要な備えでもあります。非常時に少しでも自分らしく過ごすために、定期的に中身を見直し、季節や環境に応じたアイテムを更新しておくことが大切です。
防災コスメを選ぶ5つのポイント
防災コスメを選ぶ際は、災害時の使用シーンを具体的にイメージして選びましょう。防災コスメを選ぶ5つのポイントを紹介します。
●水を使わずに使えるアイテムを選ぶ:断水時でも使用できるクレンジングシートやドライシャンプーは便利。
●複数の用途で使えるアイテムを選ぶ:リップ兼チークや、保湿とUVカット機能が合わさったクリームなど、1つで複数の役割を果たすアイテムは荷物を減らせる。
●コンパクトで場所を取らないアイテムを選ぶ:防災リュックやポーチに収まるミニサイズのアイテムなら、持ち運びもしやすくかさばらない。
●普段から使い慣れているものを選ぶ:非常時の肌トラブルを防ぐためにも、普段から使って肌に合うことを確認。
●長期保存が可能なものを選ぶ:使用期限の長い商品なら、定期的な買い替えの手間を減らせる。
このように、実用性や安全性、携帯性を考慮して選ぶことで、万が一の時にも安心して使える防災コスメの備えができます。
防災リュックに入れておきたい!おすすめ防災コスメ
ここでは、災害時に少しでも快適に過ごすために役立つ「防災コスメ」を、スキンケア・ヘア&ボディケア・フェム・オーラル・メンタルケアの5つのカテゴリーに分けて紹介します。
スキンケア編
スキンケア用品は、災害時にも肌の健康を守るために重要な備えです。避難生活では水不足やストレスで肌トラブルが多発します。ふだん使い慣れたものをミニサイズで備えておくと、安心感にもつながるでしょう。
●クレンジングシート:断水時でもメイクオフ可能。肌に優しいノンアルコールタイプがおすすめ。
●清浄綿:顔やデリケートゾーンの清拭にも使える。無香料・水だけのタイプを選ぶと安心。
●化粧水・乳液・クリーム:乾燥や肌荒れ対策に。トラベルセットならかさばらず持ち運びに便利。
●日焼け止め:屋外活動が増える災害時には必需品。肌に優しい成分のものを選ぶのがおすすめ。
肌のバリア機能を保つことは、感染症予防にもつながります。避難所生活のストレスを軽減するためにも、自分に合ったスキンケアを準備しておくと安心です。
【おすすめアイテム|マナラ「モイストウォッシュゲル」】
マナラの「モイストウォッシュゲル」は泡立ても洗い流しも不要で、水が使えない環境でも簡単に古い角質をオフしながら、保湿ケアまで叶えます。美容液成分98.8%で、パパイン酵素が肌をやさしく整え、天然温泉水使用で節水にも貢献。みずみずしく、ベタつかないにもかかわらずしっかりうるおう美容液洗顔料です。避難生活やキャンプでのスキンケアにぴったりの一品です。
ヘア&ボディケア編
災害時には入浴が困難になるケースが多く、数日間シャワーを浴びられないこともあります。そんな時に備えて、髪や体を清潔に保つためのアイテムを準備しておくと安心です。においやベタつきの不快感を軽減し、心地よく過ごせるようサポートしてくれるアイテムを紹介します。
●ドライシャンプー:スプレーやシートタイプなどがあり、水がなくても髪と頭皮の清潔を保てる。肌に合うか事前に確認が必要。
●汗拭きシート:香料が強すぎないものを選ぶのがポイント。肌への刺激が少ない敏感肌用がおすすめ。
●虫除けバンド・シール:肌に直接つけずに使えるタイプなら、避難所や屋外での虫対策に安心して使える。
●ディスポタオル:1枚ずつ個包装された使い捨てタオル。大判タイプなら全身を拭けて便利。
体の清潔を保つことは、気分のリフレッシュにもつながります。限られた環境でも快適に過ごすために、ぜひそろえておきたいアイテムです。 ダイソーの虫除けシールの効果は?貼る場所や安全な理由も解説
【おすすめアイテム|フレッシュケア「ドライシャンプーシート」】
頭皮をさっぱりさせたいならシートタイプのドライシャンプーがおすすめ。直接頭皮を拭いて使うため、においやベタつきの原因となる余分な皮脂や汚れを物理的に除去しやすいのが特徴。ラベンダーの香り付きで、破れにくく使いやすいのが特徴です。シートが大きく、1枚で十分に髪を拭き取れると好評です。また、使用後にさっぱり感が得られると評価されています。
フェム編
避難所生活では、生理用品が十分に支給されない場合もあります。慣れない環境やストレスで生理周期が乱れることもあり、突然の変化に備えることが大切です。清潔を保つことは体調管理にもつながるため、備えは万全にしておきましょう。
●生理用ナプキン・吸水ショーツ:予備を多めに用意しておくと安心。吸水ショーツは就寝時や長時間交換できないときにも便利。
●おりものシート:下着をこまめに洗えない状況でも、シートを取り替えることで清潔をキープ。
●清浄綿(水だけタイプ):デリケートゾーンの衛生を保つために有効。肌に優しい無添加タイプを選ぶと安心。
衛生面での不安は、心にも体にも負担になります。自分の体と心を守るために、フェムケア用品も忘れずに準備しましょう。
【おすすめアイテム|デリケートシート 「namuSum」巾着袋セット】
トイレに流せるタイプのデリケートシート「namuSum」は、避難所や断水時にも活躍。アカマツオイル&ヨモギエキス配合で、やさしく清潔を保てます。生理中の不快感や汗対策に、性別問わず使えるのも◎。
オーラルケア編
災害時には水の使用が限られるため、歯磨きがおろそかになりがちです。しかし、お口の中の清潔を保つことは、感染症予防や体調維持のために欠かせません。簡単に使えるオーラルケア用品を備えておきましょう。
●歯磨きシート・マウスウォッシュシート:水が使えないときでもサッと拭き取るだけで口内環境を整えられるアイテム。持ち歩きにもぴったりです。
●携帯歯ブラシ:折りたたみ式やキャップ付きのものなら、リュックの中でもかさばらず衛生的に保管が可能。
非常時でもしっかりと口腔ケアができると、食事もおいしく感じられ、心の健康にもつながります。
【おすすめアイテム|無印良品「指型歯みがきシート(12枚入り)」】
水が使えないときでも、サッと口を清潔にできる無印良品の「指型歯みがきシート」。指にはめて使うタイプで、細かいところまでしっかり拭き取れるのがポイント。2重構造で破れにくく、指を入れてそのまま磨けるから、避難所や外出先でもスムーズにケアできます。コンパクトに持ち運べて、いざというときの備えにぴったりのアイテムです。
メンタルケア編 プラスαでQOLアップを
避難生活は、プライバシーがなかったり、音や光が気になったりと、心が休まりにくいものです。だからこそ、心を落ち着かせるためのアイテムも備えておくことが大切です。ちょっとした“癒し”が、災害時の生活に大きな安心をもたらしてくれます。
●耳栓・アイマスク:避難所での騒音対策や睡眠の質向上に。周囲の音や明かりを遮ることで心身の回復を助ける。
●香り付きハンドクリーム:ほんのり香る癒しアイテムでストレスが緩和できる。好きな香りを選ぶと安心感アップ。
●ホットアイマスク・アロマスプレー:リラックス効果の高いグッズで、就寝前のひとときなどを快適に過ごせる。
●子ども用のおもちゃ・絵本:子どもの不安を和らげる大切なアイテム。ぬいぐるみや絵本など、普段からお気に入りのアイテムがおすすめ。
自分や家族が少しでもリラックスできる環境づくりを意識して、防災準備を進めていきましょう。
女性のための防災ポーチ&防災コスメの見直し術
災害時に備えるために、防災ポーチや防災コスメの中身を見直しましょう。とくに女性は、生理用品やメイクアイテムなど、性別特有の必需品が多くあります。日ごろからの備えが少しでも快適な避難生活に直結します。
実際の防災バッグの中身例
防災バッグは、災害の状況や段階に応じて分類しておくとスムーズです。すぐに持ち出せるもの、短期的に生活できるもの、そして長期の避難に備えるものに分けて準備することで、どんな場面でも落ち着いて対応できます。
●常備持ち出し品:筆記用具・身分証・非常食など、常に携帯可能な軽量グッズ。防災ポーチとしてバッグの中に常備しておくと安心。
●一次持ち出し品:リュックにまとめて玄関や車に保管。1日分の生活用品が基本。避難時にすぐ手に取れるようにしておきましょう。
●二次持ち出し品:食料・衛生用品・防寒具・簡易トイレなど、3日〜1週間を過ごすための備え。避難生活が長引く際に役立つ。
このように段階的に備えることで、非常時にも慌てず対応できる態勢が整います。日ごろから家族で持ち出し品の場所や役割を確認しておきましょう。
防災ポーチとは?防災ポーチに入れるものとは?
防災ポーチとは、災害が発生した直後から安全な場所へ避難するまでに必要となる最低限のアイテムをまとめた携帯用ポーチのことです。通勤や通学、外出中に被災することもあるので、普段のバッグに入れておけるコンパクトなサイズがおすすめです。
防災ポーチに入れておきたいアイテムの一例
✔️災害・避難カード(氏名や家族の連絡先など)
✔️筆記用具
✔️氷砂糖や飴などの携帯用のお菓子
✔️非常用トイレ
✔️マスク・ホイッスル
✔️アイマスク
✔️使い捨てカイロ
✔️除菌シート
✔️汗拭きシート
✔️歯磨きシート
✔️ポケットティッシュ
✔️ビニール袋
✔️モバイルバッテリー
✔️充電コード
✔️小銭・千円札などの現金
✔️大判ハンカチ(煙避けや応急処置に)
✔️絆創膏
✔️常備薬
✔️コンタクトレンズ
✔️生理用品 など
すべてを詰め込む必要はありませんが「これだけは絶対に必要」と感じるものを厳選しておきましょう。また飲料水の確保が難しい状況も想定して、普段から水筒やペットボトルを持ち歩く習慣も防災対策として有効です。
定期的な見直しタイミング
防災ポーチや防災コスメは、一度用意して終わりではなく、定期的な見直しが重要です。見直しのおすすめタイミングは、東日本大震災のあった3月と防災の日がある9月。この時期はテレビなどのメディアでも話題に取り上げられることが多いため、防災意識が高まりやすく、買い替えや補充のきっかけにもなります。また、3月には春夏用、9月には秋冬用のアイテムに入れ替えるなど、季節に応じた見直しも忘れずに。
「ローリングストック」で無駄なく備える
防災コスメや衛生用品は、非常時だけでなく日常でも使いながら備える「ローリングストック」がおすすめです。普段から使っているアイテムを使い切る前に補充し、古いものを防災用として回すことで、無駄なく新鮮な備えが維持できます。保管時は高温多湿や直射日光を避けるなど、品質管理も意識しましょう。ローリングストックは、忙しい日々でもムリなく続けられる、実用的で効率的な備え方です。
まとめ|防災コスメで“心の安心”を
この記事では、防災コスメの役割や選び方、備えるべき具体的なアイテム、見直し方法について紹介しました。災害時にも清潔感と自分らしさを保つことで、心の安定や人との関係も良好に保てます。「小さなケアが大きな安心につながる」そんな視点から、防災準備を見直してみてくださいね。

あまち
2022年よりフリーランスとして活動中のWebライター。現在は2児の母として育児と仕事を両立に奮闘中。趣味は家族とのレジャーや、カフェで過ごすひととき。