Jun 16, 2026
東京で竹林散策を楽しもう!都内で自然を感じられる癒しスポットを紹介
東京には、都会にいることを忘れさせてくれるような竹林スポットが数多く存在します。目黒や世田谷の住宅街、板橋の公園、多摩エリアの緑豊かな一角まで、さまざまな竹林を楽しむことが可能です。
本記事では、竹林の魅力や特性をはじめ、東京都内でおすすめの竹林スポットを厳選して10か所紹介します。散策する際の服装・マナー・注意点もあわせてまとめているので、ぜひお出かけ前の参考にしてみてください。
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MOKUJI
竹林の魅力って?都会の中の癒し空間

竹林の大きな魅力の一つが、非日常感です。高くまっすぐ伸びた竹が林立する光景は、コンクリートに囲まれた日常とはまったく異なる世界を演出してくれます。竹の葉ずれの音、木漏れ日が差し込む光、竹の青々とした香りなど、五感をやさしく刺激する空間で、心がふっとゆるむように感じられることもあるでしょう。竹は密に生い茂ることで木陰を作るため、夏の炎天下でも比較的過ごしやすいのも魅力です。

竹林は、どの季節に訪れても青々とした竹林の景色が楽しめます。春は新芽が顔を出し、夏は葉が濃い緑に茂り、秋は周囲の紅葉と竹の緑のコントラストが美しく、冬は人が少なく静けさの中でゆったりと散策できます。季節ごとの表情の違いにも目を向けながら、楽しみ方を見つけてみてくださいね。
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すずめのお宿緑地公園(目黒)

目黒区碑文谷三丁目にあるすずめのお宿緑地公園は、今からおよそ200年前、江戸時代安永年間に始まった目黒の筍栽培の地として知られています。
昭和の初め頃には、この竹林が付近一帯のスズメのねぐらとなり、夕方になると数百羽のスズメが群れをなして戻る様子が壮観だったことからすずめのお宿と呼ばれるようになりました。現在でも竹林やシイ・ケヤキの大木が残り、野鳥が多く生息しています。

近くには碑文谷公園や自由が丘エリアも位置しているので、ショッピングや食事と合わせたお散歩コースとして訪れるのもおすすめです。
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蘆花恒春園(世田谷)

蘆花恒春園の園内には、清々しいモウソウチクの竹林があります。せたがや百景にも選ばれている芦花公園の竹林は人も少ない穴場で、和装での結婚式の前撮りにも選ばれています。

竹林のほかにも、クヌギやコナラといった雑木が広がり、どこか懐かしさを感じる風景が広がります。茅葺きの母屋や秋水書院、梅花書屋といった建物と調和し、蘆花が愛した武蔵野の面影を、今に伝える穏やかな空間をつくり出しています。園内には、徳冨蘆花旧宅や蘆花記念館もあり、あわせて立ち寄ることでより深くその世界観に触れることができます。春にはタカトウコヒガンザクラという珍しい桜が見頃を迎え、竹林と合わせて楽しめます。
等々力渓谷(世田谷)

等々力渓谷は渋谷から20分ほどで訪問できる都内屈指の癒やしスポットです。等々力駅から渓谷沿いの散策路を南下していくと、昭和の造園家・飯田十基が手がけた日本庭園にたどり着きます。

渓谷自体は1kmほどの散策路が続き、豊かな緑に包まれた遊歩道を家族連れからカップルまで多くの人が楽しんでいます。歩みを進めた先に竹林が現れる風景は、ちょっとした探検のようなワクワク感も。近くには九品仏浄真寺もあり、秋の彼岸花シーズンや紅葉の時期には、あわせて巡る散策コースとしてもおすすめです。
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実篤公園(調布市・仙川)

実篤公園の約5,000平方メートルの園内には、ウメやサクラ、フジ、ツバキなどの花木や、ショウブなどの野草が咲き、秋には鮮やかな紅葉も楽しめるなど、四季折々の表情が感じられます。
武者小路実篤記念館に隣接する実篤公園は、文豪・武者小路実篤が晩年を過ごした場所です。園内の竹林は小さいながらも、日本庭園の趣と調和し、しっとりとした静けさの中で散策を楽しめます。

梅や桜が咲く春はとくに美しく、6月のアジサイも見応えがあります。隣接する記念館では実篤の作品や資料も観覧できるので、文学に触れながらゆったり過ごしたい人にもおすすめです。
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観泉寺(杉並)

観泉寺があるのは、東京都杉並区。瓦塀に囲まれた境内に足を踏み入れると、都内とは思えないほどの静けさと美しい景色が広がります。
広い境内には、本堂、観音堂、宝塔などの由緒ある建物群が、錦鯉の泳ぐ池や樹齢80年を超える枝垂れ桜などに囲まれて点在します。見事な竹林は、京都を思わせるような風情が感じられることから、ロケ地としても利用されています。

観泉寺は戦国大名の末裔である今川氏の菩提寺で、慶長2年に創建された歴史あるお寺です。境内にある今川氏累代の墓は東京都の旧跡に指定されています。
赤塚植物園(板橋区・下赤塚)

東京・板橋区の住宅街にあるのが、赤塚植物園です。600種類を超える植物が植えられており、入園無料で気軽に自然に触れられるスポットです。
園内の一角には美しい日本庭園が整備されており、静かな和の雰囲気が広がっています。日本庭園にはモウソウチクやマダケなどの竹が生い茂り、ぐるっと一周する形で園路が整備されています。

野草の道、針葉樹の森、果樹園などさまざまなゾーンがあり、1日中ゆったりと自然を楽しめる公園です。
大門竹の子公園(板橋区)

以前から竹林があった場所に、新たに約13種類の竹を植えて整備したのが大門竹の子公園です。とくに竹の種類の豊富さが魅力で、鳳凰竹や金明竹など、見た目や葉の形が異なる13種類の竹を一度に見比べることができ、竹好きにとっては見応えのあるスポットといえるでしょう。
こぢんまりとした公園ながら、竹林に差し込む日差しや澄んだ空気が心地よく、静かに過ごしたいときにもぴったりです。成増駅や新高島平駅からバスでアクセスでき、赤塚植物園とあわせて立ち寄ってみるのもおすすめです。
竹林公園(東久留米)

池袋から電車で約30分の東久留米にある竹林公園は、都内にいながら自然と文化の静けさにふれられる場所です。竹のトンネルのような小道を進むと、湧き水から生まれた澄んだ小川が姿を見せます。竹の葉が風に揺れる音や水のせせらぎなど、やさしい音に包まれながら、心がふっとゆるむような時間を過ごせるでしょう。

公園内からは周囲の建物がほとんど見えず、まるで別世界のような静けさも味わえます。とくに平日は、人の声よりも鳥のさえずりが心地よく響きます。
周辺には落合川と南沢湧水群や南沢氷川神社もあるので、あわせて散策してみるのもおすすめです。
竹山緑地(世田谷)

かつて竹林が多くあった喜多見地域に位置する竹山緑地は、令和3年度に公園緑地として永続的に保全されることとなりました。竹林に足を踏み入れると、すっと吹き抜ける涼やかな風が感じられます。

地元のボランティアの方々が大切に手入れを続けてきた竹林は、規模は小さいながらも、静かな環境の中でゆったりと過ごせるのが魅力です。
世田谷区の喜多見地区には多摩川が近く、ドライブや散歩のついでに立ち寄りやすいスポットです。小田急電鉄「喜多見」駅から徒歩圏内で、狛江エリアとあわせて巡ってみるのもよいでしょう。
殿ヶ谷戸庭園(国分寺)

殿ヶ谷戸庭園は、国分寺崖線の段丘崖にできた谷を巧みに利用した回遊式の庭園です。遊歩道がぐっと曲がって竹林の中に入っていき、竹林を抜けると次郎弁天池が姿を見せます。国分寺駅のすぐそばとは思えないほど、自然豊かな空間が広がっています。

秋の紅葉シーズンはとくに見応え抜群。洋館の前には芝生が広がり、イロハモミジで彩られます。竹林の緑と赤く染まった紅葉のコントラストも美しく、次郎弁天池を一望できる紅葉亭からの景色も見どころのひとつです。
国分寺駅から徒歩2分というアクセスの良さも魅力。庭園内を散策した後は、駅周辺のカフェや商店街でひと息ついてみるのもよいでしょう。
竹林を散策する際の注意点

竹林は四季を通じて楽しめるスポットですが、いくつかの点に気をつけるとより快適に過ごせます。
まず、服装や履物は歩きやすいスニーカーなどがおすすめです。竹林内は日中でも日陰になりやすく、夏は涼しい一方、季節の変わり目や朝夕は思いのほか冷えることも。羽織れる一枚があると安心です。
夏から秋にかけては、竹林内や湿地近くで蚊に刺されやすくなります。長袖・長ズボンの着用や虫よけスプレーの持参がおすすめです。
さらに、竹林には寺院や旧宅を整備した場所、地域ボランティアが管理している場所も含まれます。静かに散策することを心がけ、大きな声での会話や、飲食禁止エリアでの飲食は控えるようにしましょう。
ペットの同伴についてはスポットごとにルールが異なりますので、事前に公式サイトなどで確認しておくと安心です。撮影も基本的には可能な場合が多いですが、他の来園者への配慮を忘れないことが大切です。
まとめ|東京で竹林を楽しもう

目黒の歴史ある竹林から、板橋の竹の種類が豊富な公園、東久留米の約2,000本の孟宗竹が茂る森まで、それぞれに異なる個性と魅力があります。
春のたけのこ、夏のホタル、秋の紅葉との共演、冬の静けさなど、四季ごとに異なる表情を見せてくれるのも竹林の魅力です。ぜひ、東京でその空気感を感じてみてくださいね。
竹林の自然と静けさを大切にしながら、日常から少し離れて、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
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やち
2015年よりフリーランスとして活動中のWebライター。趣味は節約と旅行、レジャー。「いかにお金を使わずに最大限楽しめるか?」を考えながら、年数回の海外旅行を楽しんでいます。





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