Jun 07, 2026
【美容皮膚科医監修】化粧下地と日焼け止め、どっちが正解?|順番・併用・選び方まで完全ガイド
化粧下地と日焼け止めはどちらも似ているアイテムなので、「メイク時間を短縮するためにどちらか一方だけ使えばいいのでは?」と感じている人も多いことでしょう。
しかし実は、化粧下地と日焼け止めにはそれぞれ異なる役割があり、どちらも取り入れることで、よりきれいで快適なメイクに仕上がります。
この記事では、オラクル美容皮膚科 新宿院、古市 雅子院長監修のもと、化粧下地と日焼け止めの違いや、それぞれの正しい使い方を丁寧に解説していきます。肌質ごとの選び方についても紹介しているので、自分に合ったアイテム選びの参考にしてみてくださいね。
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化粧下地と日焼け止めの役割の違いとは?

まずは、化粧下地と日焼け止めがどのような役割を持っているのか、それぞれの特徴を見ていきましょう。
化粧下地の役割
化粧下地は、スキンケアのあと、ファンデーションを塗る前に使うアイテムです。ファンデーションの密着を高めて化粧崩れを防ぎ、毛穴の凹凸を整え色ムラ、トーンを補正する役割があります。いわば、メイクの“土台”をつくる大切なステップといえるでしょう。
日焼け止めの役割
日焼け止めは、紫外線から肌を守り、「シミ・シワ・たるみ」などの光老化や炎症などの肌ダメージを防ぐアイテムです。製品には「紫外線防御剤」と呼ばれる成分が含まれており、これが肌をしっかりガードしてくれます。
紫外線防御剤には主に2種類あり、ひとつは紫外線を反射して防ぐ「紫外線散乱剤」、もうひとつは紫外線を肌に届く前に吸収する「紫外線吸収剤」です。それぞれの働きによって、日中の紫外線ダメージを軽減してくれます。
化粧下地と日焼け止めは両方必要?併用すべきケース

化粧下地はメイクの土台を整える役割、日焼け止めは紫外線をブロックする役割があります。最近ではUVカット効果を備えた化粧下地も多く登場しており、「これひとつで十分なのでは?」と感じる人も多いことでしょう。たしかに、ある程度の紫外線対策は可能です。
ただし、実際には塗る量やUVカット効果の持続時間を考えると、化粧下地だけでは心もとない場合もあります。しっかりと紫外線対策を行いたい場合は、UVカット機能付きの化粧下地であっても、日焼け止めと併用するのがおすすめです。
日焼け止めと化粧下地の正しい順番と塗り方
せっかく使うのであれば、それぞれの効果をきちんと引き出したいもの。ここでは、日焼け止めと化粧下地の基本的な順番と塗り方をご紹介します。
日焼け止め→化粧下地が基本の理由

基本的には、スキンケアのあとに日焼け止めを塗り、その上から化粧下地を重ねるのが理想的な順番です。日焼け止めは肌に直接なじませることでしっかり密着し、紫外線をカットする効果を発揮します。そのため、先に化粧下地を塗ってしまうと、日焼け止めが肌に密着しにくくなり、本来のUVカット効果が十分に発揮されない可能性があります。
また、順番が逆になることでメイク崩れの原因になることもあるため、この順序を意識しておくと安心です。
日焼け止めの適切な使用量と塗り直しのタイミング

日焼け止めの使用量は、一般的に500円玉大(約2g程度)が目安とされています。ただし、製品によって適量が異なる場合もあるため、使用前にパッケージの表示を確認しておきましょう。
顔全体に均一に塗ることが大切で、量が少なすぎると十分なUVカット効果が得られないため注意が必要です。塗る際は、顔の中心から外側に向かってやさしく伸ばし、耳や首、デコルテまで忘れずにカバーするのがおすすめです。
また、日焼け止めの効果を保つためには、こまめな塗り直しも欠かせません。目安としては3時間程度ごとに塗り直すとよいとされています。汗をかいたときや、鼻や頬など顔の立体的な部分は、より意識して重ねるようにしましょう。
化粧下地をムラなく塗るコツ

化粧下地は、指・スポンジ・ブラシなど、塗る方法は様々あります。基本は、両頬・額・鼻・あご先の“顔の5点”に少量ずつのせ、内側から外側に向かってやさしくなじませていきます。こうすることで、ムラなく均一に広げることができます。
仕上げに、手のひらで顔全体を包み込むように数秒ハンドプレスを行うと、化粧下地が肌にしっかり密着し、メイク崩れを防ぎやすくなります。ちょっとしたひと手間ですが、仕上がりに差が出やすいポイントです。
肌タイプ別|化粧下地と日焼け止めの選び方

化粧下地や日焼け止めは、肌質に合ったものを選ぶことで、より快適に使い続けやすくなります。ここでは、肌タイプ別に選び方のポイントを紹介します。自分の肌状態を思い浮かべながら、参考にしてみてください。
乾燥肌向け
乾燥が気になる人は、保湿成分が配合された化粧下地や日焼け止めを選ぶのがおすすめです。たとえば、セラミドやヒアルロン酸、コラーゲンといった成分が含まれているものは、日中のうるおいを保ちやすく、乾燥を防ぐ助けになります。
乾燥肌は、肌のバリア機能が低下しやすく、外部からの刺激を受けやすい状態でもあります。そのため、花粉や大気汚染などから肌を守る“バリア機能付き”のアイテムを取り入れるのもひとつの方法です。
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脂性肌向け
皮脂が気になりやすい脂性肌の人は、皮脂吸着や皮脂コントロール機能が備わったオイルフリーの化粧下地や日焼け止めを選ぶと、テカリや崩れを防ぎやすくなります。
テクスチャーとしては、重ためのクリームタイプよりも、軽やかに仕上がるジェルタイプやローションタイプのほうが、心地よく使えるでしょう。また、「ノンコメドジェニック処方」と記載されている製品は、毛穴を詰まらせにくく、ニキビができにくい設計とされています。肌トラブルが気になる方は、こうした表記もチェックしてみてください。
さらに、皮脂が出やすいTゾーンには皮脂対策用の化粧下地を使い、乾燥しやすいUゾーンには通常タイプを使うなど、部分ごとに使い分けるのもおすすめです。こうした工夫で、肌バランスを整えやすくなります。
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敏感肌向け
肌の人は、できるだけ肌への刺激が少ない処方の化粧下地や日焼け止めを選ぶことが大切です。具体的には、「アルコールフリー」「ノンケミカル」「無香料」「合成香料不使用」などの表記がある、低刺激設計のアイテムを目安にするとよいでしょう。
日焼け止めに含まれる紫外線防御剤のうち、「紫外線吸収剤」が肌に合わないと感じる場合は、「紫外線吸収剤フリー」のノンケミカルの製品を選ぶのもひとつの方法です。敏感肌は、水分量の不足によってバリア機能が弱まっていることも少なくありません。そのため、保湿成分がしっかり配合されているものを選ぶことで、乾燥を防ぎながらやさしくケアすることができます。
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FAQ|化粧下地と日焼け止めに関するよくある質問
化粧下地と日焼け止めに関するよくある質問に回答します。
日焼け止めは毎日必要?室内だけでも塗るべき?

外出をしない日でも、日焼け止めは毎日塗ることが大切です。紫外線は季節や天候に関係なく、窓ガラスを通して室内にも届いています。気づかないうちに紫外線を浴びてしまうことも少なくありません。
また、自宅にいる日でも、洗濯物を干すためにベランダに出たり、庭の植物に水やりをしたりと、意外と外に出る機会は多いもの。そうしたシーンも考えて、日焼け止めは習慣として取り入れておくと安心です。
室内だけで過ごす日には、SPF・PA値は控えめのもので、クレンジング不要の日焼け止めがおすすめです。また、室内で日焼け止めを塗りたくない場合は、UVカットレースカーテンを取り付けたり、窓用のUVカットフィルムを貼るなどで対策ができます。
化粧下地にSPFがあれば日焼け止めは不要?
化粧下地にSPFなどのUVカット効果が備わっている場合でも、基本的には日焼け止めと併用するのがおすすめです。化粧下地はあくまでメイクの土台としての役割がメインであり、UVカット効果は補助的な位置づけであることが多いためです。
もし「どちらか一方だけにしたい」という場合には、美肌効果を兼ね備えた日焼け止めを選び、化粧下地を省略する方法もあります。ライフスタイルに合わせて、無理なく続けられる使い方を選びましょう。
メイク後の日焼け止めの塗り直し方法は?
日焼け止めは、UVカット効果を持続させるために、3時間を目安に塗り直すことが推奨されています。メイクをしている場合は、スプレータイプやUVカット効果のあるパウダーなどを活用すると、手軽に塗り直しができます。
スプレータイプは、紫外線対策に加えて、肌にうるおいを与え、乾燥対策にも役立つのが特徴です。一方で、パウダータイプはメイク直し感覚で使いやすく、余分な皮脂を抑えながらさらっとした仕上がりに整えてくれます。外出先でもこまめに塗り直せるよう、持ち歩き用として準備しておくと安心です。
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日焼け止めと化粧下地を上手に使い分けよう

日焼け止めは紫外線から肌を守る役割があり、化粧下地はメイクの土台として、仕上がりを整える役割を担っています。それぞれの役割を理解して使い分けることで、肌をきれいな状態に保ちやすくなります。自分の肌質やライフスタイルに合ったアイテムを選びながら、無理なく取り入れていきましょう。
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古市 雅子
オラクル美容皮膚科 新宿院 院長
これまでの多数の症例、経験を元に患者様に最も効果的と思われる方法・技術を組み合わせたカスタム美容治療プログラムをご提供しています。

古泉葵
2020年よりフリーランスとして活動中のWebライター。趣味は読書と手芸と料理。食べ歩きも好きで、夫婦で旅行に出かけることが好きです。





