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Aug 30, 2025

浮き毛の直し方|原因と今すぐできる簡単ケア&便利アイテムも紹介

髪の毛・分け目・生え際・女性

ふと鏡を見たとき、「あれ?髪の表面にピョンピョン毛が…」なんてことありませんか?とくに頭頂部や髪をまとめたときに目立つ“浮き毛”。せっかくキレイにスタイリングしても、なんとなく雑な印象に見えてしまうことも。

そこで今回は、浮き毛が出てしまう理由と、今すぐできるお直しテク、さらに予防のためのちょっとした工夫まで、まるっとご紹介します。浮き毛が気になる人は、ぜひ今日から取り入れてみてくださいね。

そもそも「浮き毛」とは?出てくる原因は?

浮き毛 アホ毛 女性の頭

 

浮き毛とは、頭のてっぺんあたりにピョンと飛び出している短い毛のこと。髪の長さに関係なく出てくるので、「今日はなんかまとまりが悪いな…」と思ったときは、浮き毛が原因かもしれません。ここではなぜ浮き毛が出てしまうのか、その原因を解説します。

成長途中にある短い髪の毛が原因に

浮き毛の多くは、成長途中にある短い髪の毛が関係しています。成長途中でまだ短いため、長い髪と一緒におさまりきらず、頭頂付近にあるとはねやすく浮き毛になります。自然と伸びるのを待ちながら、上手にスタイリングでなじませてあげるのがポイントです。

加齢による髪質や頭皮の変化も

髪の毛・分け目・生え際・女性

 

年齢を重ねると、髪や頭皮の状態も少しずつ変化していきます。ハリやコシが失われやすくなり、うねった髪が浮き毛になって目立ってしまうことも。また、頭皮が硬くなることで毛穴の向きが変わり、髪がまっすぐ生えにくくなるのも一因です。

切れ毛やダメージによる浮き毛

髪の毛が受けるダメージも関係しています。カラーやパーマ、ドライヤーやアイロンの熱、さらには乾燥といった外的要因で髪が傷むと、髪の毛は途中で切れてしまいます。こうした切れ毛が短くなって、浮き毛として現れてしまうのです。

湿気や乾燥など季節の影響も大きい

湿気が多い梅雨どきや、乾燥が気になる冬場。そんな気候の変化も浮き毛を悪目立ちさせる要因です。湿度が高いと髪の毛はうねりやすくなります。一方、湿度が低いと静電気が起きやすくなり、髪の毛がまとまらず浮き毛が目立ちやすくなってしまいます。湿気の日もまとまる髪に!ボサボサ対策と簡単ヘアケアのコツ

すぐできる!浮き毛の直し方【朝のスタイリング編】

ドライヤーをする女性

 

浮き毛が気になった時にすぐにできるスタイリング方法を紹介します。

一度髪を濡らしてからブローで整える

まずは髪全体、特に根元を軽く濡らします。ドライヤーで乾かすときは、髪の流れに沿って風を当てるのがコツ。短い毛もしっかり他の髪となじみ、浮きにくくなります。仕上げにヘアオイルを少しなじませると、ツヤ感もアップしてしっとりまとまります。

アホ毛専用スタイリング剤で浮き毛を抑える

最近では、浮き毛をサッと抑えられる便利なアイテムも登場しています。マスカラのような形のスタイリング剤は、気になるところにピンポイントで使えるのでとっても便利。お直し用にポーチに忍ばせておくと安心です。


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コームや手で整える簡単テク

「専用アイテムが手元にない!」そんなときは、少量のハンドクリームを手になじませ、浮き毛部分を優しく押さえるだけでもOK。ただし、つけすぎると髪の毛のボリュームがなくなったり、べたついたりするので注意してくださいね。

 

また、目の細かいくしにヘアスプレーを吹きかけ、浮き毛が気になる部分をなでるように整える方法もおすすめ。ヘアスプレーが糊のような役目をして、土台となる髪の毛にくっつき浮き毛になりにくくなります。

浮き毛を予防する【毎日のケア習慣】

入浴中に頭皮マッサージをする女性

 

浮き毛は、日々のケアの積み重ねで防ぐことができます。おすすめのケア方法を紹介します。

まずはシャンプーの仕方を見直そう

実は、浮き毛の原因の1つが“いつものシャンプー”にあることも。髪や頭皮に負担をかけないために、次のようなステップを心がけてみましょう。

 

  1. 髪の毛を濡らす前に、ブラッシングをして汚れを落とし髪の毛の絡まりを取る
  2. ぬるま湯で髪の毛全体を予洗いする
  3. シャンプーは手でよく泡立ててから、頭皮と髪全体にやさしくなじませる
  4. 泡が残らないよう、丁寧にすすぐ

熱すぎるお湯は髪の毛や頭皮を傷つけてしまうので、38℃程度のぬるま湯がおすすめです。爪を立てたり力を入れすぎたりすると、頭皮や髪を傷つける原因に。マッサージするような気持ちで、やさしく洗うのがコツです。

トリートメントやアウトバスケアで保湿を強化

浮き毛対策には、髪の保湿も大切なポイント。 保湿力のあるシャンプーやコンディショナーを選ぶのはもちろん、週に数回の集中トリートメントも効果的です。 お風呂上がりには、オイルやミルクタイプの洗い流さないトリートメントをつけてからドライヤーを。熱による乾燥を防ぎつつ、しっとりまとまりやすい髪に仕上がります。ヘアオイルの正しい使い方を徹底解説!タイミングや効果、使用時の手順

濡れた髪は放置せずすぐ乾かす

髪の毛を乾かすのが面倒だと、つい濡れた髪のまま過ごしていませんか? 実はこの習慣は、摩擦やダメージの原因になります。お風呂の後はできるだけ早めにドライヤーを使って、根元からしっかり乾かしましょう。 髪の流れに沿って風をあてると、浮き毛も落ち着きやすくなります。なお、髪の内部には水分が残っていることも多いので、乾かしたあと30分〜1時間ほど置いてから就寝すると、浮き毛の出にくい状態を保ちやすくなります。夏場のドライヤー汗対策!お風呂後上がりも快適に過ごすための速乾時短裏技紹介

分け目を変えて根元の癖をリセット

分け目がいつも同じだと、頭皮への負担や毛の流れのクセが蓄積してしまうことも。 「最近、分け目の浮き毛が気になるな」と感じたら、分け目をずらしたり、ジグザクにしたりしてみましょう。スタイリングが難しいときは、美容師さんに相談してみるのもおすすめです。

ナイトキャップや枕カバーでダメージ対策

寝ている間の摩擦は、意外と大きなダメージに。 そんなときに役立つのが、ナイトキャップやシルク素材の枕カバー。髪の乾燥やからまりを防ぎ、就寝中のトリートメント効果も高めてくれます。特にシルクは静電気も起きにくいため、浮き毛予防にもぴったりです。


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少しの工夫で浮き毛なしのまとまる髪に!

室内 髪をはらう笑顔の女性 ヘアケア

 

浮き毛は、毎日のちょっとした習慣で減らすことができます。 「なんだか髪がまとまらない」と感じたら、ケア方法を一度見直してみてください。あなたの髪質に合ったお手入れを見つけて、扱いやすく、きれいにまとまる髪を目指しましょう。椿油の使い方を一挙ご紹介|実は顔や全身の乾燥に悩む人へもおすすめ?

古泉葵

written by...古泉葵

2020年よりフリーランスとして活動中のWebライター。趣味は読書と手芸と料理。食べ歩きも好きで、夫婦で旅行に出かけることが好きです。