Jan 29, 2025

【医師監修】温活の効果とは?具体的な方法や冷えが身体に与える影響を解説

ブランケットを羽織り、ホットドリンクを飲む女性

「手足がいつも冷たい」「すぐに風邪をひいてしまう」という人は、ぜひ日常生活に温活を取り入れてみてはいかがでしょうか。温活とは、身体を温めることで理想的な体温を保ちやすくするための活動のことです。特別な方法は必要なく、いつでも気軽に始められるため、健康に気を使う人たちの間で注目を集めています。

この記事では、今回は、公立学校共済組合関東中央病院で心臓血管外科部長を務めるなど、心臓大動脈手術から下肢静脈瘤まで幅広い経験と知識を持つ佐賀俊文先生監修のもと、温活に期待できる効果や日常生活への取り入れ方、忙しい人にもおすすめの温感クレンジングの魅力を紹介します。楽しみながら温活を続けて、健康で快適な毎日を過ごしましょう。

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温活とは

ホットドリンクを持つ女性の手元

 

温活とは、身体を温めて体温を上げる活動全般を指します。個人差はありますが、体温が1度上がると基礎代謝は10~15%、免疫力は最大で5~6倍高まるといわれています。

現代ではエアコンの影響や運動不足、食生活の乱れから冷え性に悩む人が多く、日常的に温活を意識することが大切です。特に女性は冷えによる不調を感じやすいため、身体を冷やす生活や食材には要注意。生活の質を高め、毎日を心地よく過ごすためにも、積極的な温活を心がけましょう。

冷えが身体に与える影響って?

冬の寒さに凍える冷え性・病気・薄着の女性

 

「冷えは万病の元」ということわざ通り、身体が冷えると基礎代謝や免疫力が下がり、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなったり、痩せにくく太りやすい体質になったりと、さまざまな悪影響があります。

 

また、血行が悪くなることで酸素や栄養素が身体の隅々まで行き渡らず、老廃物が体内に蓄積。その結果、便秘や肌荒れ、むくみなどのトラブルも起こりやすくなります。

 

さらに、慢性的な冷えは自律神経のバランスを崩し、不眠や頭痛、肩こり、めまいなどを引き起こすこともあります。人によっては、些細なことでイライラする、気分が沈むなど、精神的な不調を感じることもあるでしょう。「ちょっとした不調」と思われがちな冷えですが、放っておくとさまざまな不調につながるため、なるべく早く対処することが大切です。

心身の健康維持に!温活に期待できる効果

余ったズボンの胴幅を持つ女性の手元

 

温活によって基礎体温を上げると体脂肪が活発に燃焼され、理想の体重を維持しやすくなります。また、血行が良くなることで全身に血液がしっかりと行き渡り、くすみやクマの改善、肌のトーンアップなどの美肌効果や、生理痛の軽減効果も期待できるでしょう。さらに、身体を温めると自律神経のバランスが整い、ストレス解消やリラックス効果も得られやすくなります。特に寒い季節は冷えによる不調を感じやすいので、普段から積極的に体を温めることを心がけてくださいね。

今日からできる!日常生活に取り入れやすい温活5選

なにかと冷えやすい現代人にとって、日常生活に取り入れやすい温活は必要不可欠です。ここでは、仕事や家事で忙しい人でも実践しやすい、おすすめの温活方法を紹介します。

あったかアイテムで外部からの冷えを防ぐ

毛糸の靴下やレッグウォーマーなどの温かい衣類

 

腹巻やレッグウォーマー、湯たんぽなどのあったかアイテムは、外からの冷えを防ぎ、身体の熱を逃がしにくくしてくれます。特にお腹や腰、三首(首、手首、足首)は冷えやすいため、外出時や就寝前にはしっかり温めることを意識しましょう。

なお、湯たんぽを使うときは低温火傷に注意して、直接肌に触れないようにすることが大切です。また、締め付けが強い衣類は血行が悪くなり、かえって冷えを悪化させる可能性もあるため、要注意。あったかアイテムは、自分に合ったサイズのものを選びましょう。

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体を温める食べ物や飲み物を積極的に摂る

にんにく、生姜、ネギ

 

生姜やニンニク、ネギなどの香味野菜は、血流を促進し体を温める作用があります。また、ごぼうやニンジン、大根など土の中で育つ野菜には、体内で熱を作る際に役立つビタミン類が豊富に含まれていて、血の巡りを良くしてくれるといわれています。

 

さらに、白湯や生姜湯、ハーブティーなどの温かい飲み物も、内臓を温めるのに役立ちます。飲み物は身体への吸収が早く、デトックスや免疫力アップにも効果が期待できるので、温活中は意識して飲むと良いでしょう。

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お風呂上りや運動後はマッサージをする

ふくらはぎをマッサージする女性の足

 

マッサージには身体の血行を良くし、身体を温める効果が期待できます。特に足裏や首元、ふくらはぎをマッサージすると全身に血液が行き渡り、筋肉の緊張も和らぎやすくなりますよ。温活マッサージはお風呂上りや運動後など、身体が温まっているときにおこなうと、より効果的です。強く押しすぎると肌に負担をかけることがあるため、マッサージはやさしく丁寧におこなうこと。ぜひ、リラックスタイムの一環として取り組んでみてくださいね。

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適度な運動を取り入れる

冬のランニング イメージ画像

 

散歩やストレッチなどの軽い運動には、血行を良くし、基礎代謝を向上させる効果が期待できます。特にウォーキングやジョギングなど、心拍数が適度に上がる運動は身体への負担が少なく、運動習慣がない人にもおすすめです。温活は継続しておこなうことが大切なので、ストレスなく続けられるよう、自分に合った運動を探してみましょう。

 

また、日常生活の中でこまめに体を動かすことも重要です。階段を意識して使ったり、目的地の一駅前で降りて歩いたりなど、小さな積み重ねが健康につながります。無理のない範囲で運動量を増やして、冷えとは無縁の身体を目指してくださいね。

 

シャワーで済ませず湯船にしっかりと浸かる

湯船に浸かる女性

 

38~40度のぬるめのお湯に20分ほど浸かると体の芯がしっかり温まり、リラックス効果も得られます。生姜やゆずなど、体を温める成分が入った入浴剤を使えば、温活効果はさらにアップ。疲れを感じたときは、浴室の照明を落としたり、アロマを焚いたりして、リラックスできる雰囲気を作るのもおすすめです。

 

なお、お湯の温度が高すぎると交感神経が優位になってしまい、かえってリラックスしづらい状態になります。皮脂や保湿成分が必要以上に排出されることで肌も乾燥しやすくなるため、お湯の温度は最低でも41度程度に調整することが大切です。

忙しい人必見!温感クレンジングとは?

身体を温めることは、健康や美容において大切な要素です。しかし、忙しい毎日のなか「自分のことはつい後回しにしてしまう」「温活の時間が取れない」という人も多いのではないでしょうか。そんなときにおすすめなのが、温感クレンジング剤を使った温活です。

温活クレンジングとは、成分の化学反応によって温かくなるクレンジング剤を使った洗顔方法で、じんわりとした温かさを感じながら汚れを落とせるのが特徴です。温感クレンジング剤にはオイル、バーム、ジェルなどの種類があり、それぞれ使用感や洗い上がりの感覚が異なるため、自分の好みや肌質に合ったものを選ぶことが大切です。

温感クレンジングに期待できる効果・メリット

ファイスパックをする女性のイラスト

温感クレンジングのもっとも大きなメリットは、肌の温度が上がることで毛穴がしっかり開き、メイクや皮脂などの頑固な汚れを効果的に落とせることです。この状態で化粧水や美容液を使用すると、有効成分が肌の奥深くまで浸透しやすくなり、美しい肌を保ちやすくなります。

また、クレンジングによって血行が良くなると新しい肌細胞が活発に生成され、肌の生まれ変わりがスムーズになります。これにより、くすみやニキビなどの肌トラブルを防ぎやすくなり、明るく透明感のある肌につながります。

マナラ ホットクレンジングゲルで始める温活スキンケア

今回は温感クレンジングとして大人気のマナラでおなじみの株式会社ランクアップさんに​​「マナラ ホットクレンジングゲル マッサージプラス」の魅力を伺いました!

 

マナラホットグレンジングゲル マッサージプラス

 

「マナラ ホットクレンジングゲル マッサージプラス」は美容液成分を91.3%も配合した濃厚なクレンジングで、しっとりとした洗い上がりが魅力。保湿成分のグリセリンが湿度と反応することで温かくなります。

マナラ説明

マッサージをすることでオイルがはじけ、角質層まで浸透し、うるおいを与える美容成分と、化粧汚れなどを絡めとるオイルの2つの効果が期待されます。メイクや毛穴の汚れはしっかり落としつつ、ダブル洗顔不要で使えるのが嬉しいですね。

「忙しくて生活習慣を見直す余裕がない」「仕事で生活が不規則」という方はぜひ普段のクレンジングを「マナラ ホットクレンジングゲル マッサージプラス」にかえて、洗顔と温活を同時に楽しんでみてはいかがでしょうか。


  「マナラのホットクレンジングゲル」をチェック  

 

協力:株式会社ランクアップ

温活を取り入れて毎日を快適に

朝にホットドリンクを飲んでリフレッシュする女性

 

温活は冷えによるさまざまな不調を防ぎ、心身の健康を保つために欠かせない取り組みです。肩こりや腰痛、便秘など、一見冷えとは無関係に思える症状も、実は冷えが原因であることは多いもの。内側から輝く身体を目指すには、継続的な温活が欠かせません。ぜひ自分に合った温活法を見つけて、日々の習慣に取り入れてみてくださいね。

佐賀 俊文先生のお写真

監修:佐賀 俊文

公立学校共済組合関東中央病院 心臓血管外科部長/二子玉川女性のクリニック 心臓血管外科/三学会構成心臓血管外科専門医/ 脈管専門医・指導医
心臓大動脈手術から下肢静脈瘤まで幅広い経験と知識を持つ。直接メスを持つ手術とカテーテル治療を融合したhybrid surgeonとして多方面で活躍。

https://www.futakotamagawa-josei.com/