May 08, 2025
【管理栄養士監修】ダイエット中もおやつは楽しみたい!やさしい甘さの「もちきゅあ」グミで心もお腹も満たそう

「ダイエット中でも甘いものを楽しみたい」「満足感のあるおやつを食べたい」このように思う人も多いことでしょう。甘いものを完全に我慢しようとすると、逆にストレスがたまってしまって、かえってドカ食いにつながることも。そこでおすすめしたいのが、適度に甘さを楽しめる「グミ」です。
今回は、千葉柏駅前胃と大腸肛門の内視鏡日帰り手術クリニック・健診プラザの管理栄養士、西島 理衣さんの監修のもと、ダイエット中でも安心して楽しめるグミの選び方や、上手に取り入れるポイントをわかりやすく解説。さらに、おすすめのグミも紹介します。
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ダイエット中でもグミを楽しめる?
「甘い物はダイエットの敵」と思いがちですが、実はグミは選び方や食べ方を工夫すれば、ダイエット中のおやつとして心強い味方になってくれるんです。というのも、グミは脂質がとても少なく、チョコレートやクッキーなどと比べるとカロリーも控えめ。下記の表はグミのカロリー・糖質などの基本情報を他のお菓子と比較しました。
項目 | グミ
(1個: 16.25g) |
グミ
(100g) |
チョコレート
(100g) |
クッキー
(100g) |
ポテトチップス
(100g) |
カロリー | 21kcal | 128kcal | 550kcal | 407kcal | 541kcal |
脂質 | 0.03g | 0.18 g | 34.1g | 21.53g | 35.2g |
炭水化物 | 4.27g | 26.28 g | 55.8g | 50.18g | 54.7g |
タンパク質 | 1.13g | 6.97 g | 6.9g | 524g | 4.7g |
参考サイト:カロリーSlism
このように、グミは脂質が少なくてカロリーも低め。噛みごたえがあるので、ゆっくり噛むことで少ない量でも満足感が得られやすいのもポイントです。最近では低糖質・低カロリーのグミも多く販売されており、選び方次第でよりヘルシーに楽しむことも可能です。食後や間食として適量を摂取することで、血糖値の急上昇を抑えられるので、ダイエットの妨げになりにくいと言えます。
ただしグミをダイエット中に取り入れる際は、食べ方や食べる量、商品の選び方が重要です。
ダイエット中のグミ選び、こんなポイントに注目!
ダイエット中にグミを楽しむには、適切な商品を選ぶことが重要です。選び方を工夫することで、余分なカロリーや糖質を抑えつつ、満足感を得られます。下記のポイントを意識して、ダイエット向けのグミを選びましょう。
ポイント① 低カロリー&低糖質のものを選ぶ
ダイエット中のグミ選びでまず意識したいのが、低カロリーかつ低糖質のものを選ぶこと。糖質を多くとると血糖値が急上昇します。その結果、インスリンの分泌が活発になり、余分な糖質が脂肪として蓄積されやすくなります。とくに空腹時に糖質の多いグミを食べると、脂肪がつきやすくなる可能性も。だからこそ、できるだけ糖質控えめのものを選ぶのが安心です。ただ人工甘味料(エリスリトール、スクラロース等)を使用している商品も多くあるため、一部の人では下痢などの副作用が出る可能性があるので注意が必要です。
ポイント② 食物繊維やタンパク質が含まれるものを選ぶ
ダイエット中のおやつとして選ぶなら、ただカロリーが低いだけじゃなく、栄養面も見逃せません。とくにおすすめなのが、食物繊維やタンパク質が多く含まれたグミ。食物繊維は腸内環境を整えてくれたり、糖の吸収をゆるやかにしてくれたりと、ダイエットにうれしい働きがいっぱい。タンパク質は満腹感をキープしてくれるので、間食の回数を減らす助けにもなります。成分表示を確認して、ダイエット中のおやつとして栄養バランスが取れたグミを選びましょう。
ポイント③ 鉄分・ビタミン配合で栄養補給も意識
ダイエット向けのグミとして、鉄分やビタミンが配合されたグミを選ぶのも有効です。ダイエット中は栄養バランスが偏りがち。とくに食事制限をしていると、鉄分やビタミン、ミネラルが不足しやすくなります。
鉄分は、血液中のヘモグロビンを作るのに不可欠な栄養素です。不足すると貧血や疲労感を引き起こす可能性があります。とくに女性は月経の影響で鉄分が不足しやすいため、意識して摂取することが重要です。また、ビタミンB₁はエネルギー代謝を助ける働きがあり、脂肪を燃焼させる効果が期待できます。食事制限によってエネルギーが不足しがちなダイエット中には欠かせない栄養素です。
鉄分やビタミンが含まれたグミなら、手軽に重要な栄養素の補給ができます。グミで効率的に栄養補給をしましょう。
ダイエット中でも大満足!「もちきゅあ」グミの食感が楽しい
ダイエット中でもおやつを楽しみたいときにぴったりなのが、三幸製菓の「もちきゅあ」。噛むほどに広がるやさしい甘さと、もちもちの満足感のある食感で、小腹がすいたときに罪悪感なく楽しめるグミです。
【もちきゅあとは?】米粉を使ったもちもち食感のグミ
「もちきゅあ」は、米菓でおなじみの三幸製菓が手がける、新感覚のもちもちグミで、“もちもち”と、癒しを意味する“cure(キュア)”を掛け合わせて名づけられました。その名の通り、米粉を使ったやわらかな食感が特徴で、まるでおもちのようなやわらかいとろむにゃ食感が特長です。
2025年3月に「和グミ」としてリニューアル。味は「みたらし団子味」と「いちご大福風味」のふたつで、和菓子のような味わいを楽しめます。ひと口食べれば、そのユニークな食感とやさしい甘さに癒されます。よく噛んで食べるから自然と満腹感も得られ、ダイエット中のおやつにぴったりです。
鉄分&ビタミンB₁配合で栄養面でも嬉しい
「もちきゅあ」は、“仕事や家事、育児などで忙しい女性を応援したい”という想いから開発されたグミで、とくに注目したいのは、女性が不足しがちな鉄分とビタミンB₁が配合されていること。配合量は1袋あたり鉄分3.0mgとビタミンB₁1.1mgです。ダイエット中の間食として取り入れれば、栄養面のサポートはもちろん、満足感もしっかり得られて一石二鳥。おやつタイムが楽しみになる一品です。
和の味わいでさらに満足。「もちきゅあ」和グミシリーズ
2025年3月に登場した「もちきゅあ」和グミシリーズは、「みたらし団子味」と「いちご大福風味」の2種類。和菓子のようなやさしい甘さと、ふわっとやわらかい食感が魅力の「和グミ」は、新しいグミの楽しみ方として注目されています。
「みたらし団子味」は、お団子を思わせる弾力のあるもちもち食感に、ほんのり甘じょっぱいたれの風味がアクセント。ひと口でやみつきになる美味しさです。
一方「いちご大福風味」は、大福のようにやわらかく伸びる食感と、いちごのフレッシュな酸味、あんこの甘みのバランスが絶妙。口コミでも「まるでおもちのようにびよーんと伸びる」「上品な和菓子のような味わい」と話題です。
「ダイエット中でも美味しいものは我慢したくない!」という人にこそ、ぜひ食べてほしい「もちきゅあ」。もちもちの食感と優しい甘さで、心もお腹も満たしてくれるグミです。自分のお気に入りの味を見つけて、おやつタイムをもっと楽しんでくださいね。
グミを食べるときに気をつけたいこと
グミはダイエット中のおやつとして心強い存在ですが、食べ方に気をつけないと、せっかくの努力が台無しになってしまうことも。ここでは、グミを賢く楽しむために知っておきたい4つのポイントをご紹介します。
食べすぎ注意!グミの適量ってどのくらい?
どんなに低カロリーでも、食べすぎてしまえば当然カロリーオーバーに。グミは噛みごたえがあって満足感が得られやすい反面、ついつい手が止まらなくなることもありますよね。農林水産省の実践食育ナビによると、間食などで食べるおやつや飲料は、1日200kcalまでが良いとされています。
他のおやつを組み合わせて摂ることを考えると、グミの適量は1日20〜40g程度、多くても50g程度がおすすめです。袋から出してお皿に取り分けるなど、あらかじめ量を決めておくと食べすぎを防ぎやすくなりますよ。
夜遅くのグミは避けたほうがいい?
夜遅くに甘いものを食べると、体に脂肪が蓄積しやすくなると言われています。とくに寝る直前の間食は、消化の妨げにもなりやすいため注意が必要です。どうしても夜間に小腹がすいてしまったときも、寝る2〜3時間前までに済ませるのが理想的。できるだけ日中や夕方など、活動量の多い時間帯にグミを取り入れるようにすると、罪悪感なく楽しめますよ。
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食事の代わりにグミだけ…はNG!
「ダイエット中だし、食事の代わりにカロリーの低いグミだけで済ませよう…」と食事をグミに置き換えるのはNG。グミはあくまで補助的な間食であり、食事の代替にはなりません。グミには鉄分などの嬉しい栄養素も含まれているものもありますが、三大栄養素(たんぱく質・脂質・炭水化物)や食物繊維など、体に必要な栄養をすべて補えるわけではありません。しっかり食事を摂ったうえで、足りない栄養や間食の楽しみとしてグミを取り入れるのが正しい使い方です。
空腹時に「よく噛んで」食べるのがポイント
グミはよく噛んで食べることで満腹感が得られやすいおやつです。とくに空腹時に「噛む」ことを意識して食べると、脳が満たされたと感じやすくなります。「もちきゅあ」のようなもちもちとした食感のグミは、自然と咀嚼回数が増えるため、空腹をやさしく満たすおやつとしてぴったりです。とはいえ、食前に食べすぎてしまうと肝心の食事がとれなくなるので、食事と間食のバランスを見ながら楽しみましょう。
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まとめ
この記事では、ダイエット中にぴったりのおやつとしてグミをご紹介しました。低カロリー&低糖質で、栄養素が含まれているタイプを選べば、罪悪感なく間食を楽しめます。
なかでもおすすめなのが、三幸製菓の「もちきゅあ」。米粉を使ったもちもち食感が、空腹時にしっかりと満足感を与えてくれます。さらに、女性にうれしい鉄分やビタミンB₁が配合されているのも魅力。新しく登場した和フレーバーは、これまでにない味わいが楽しめると話題です。おいしくて、栄養もとれて、満足感もばっちり。ぜひダイエット中のおやつタイムに取り入れてみてくださいね!

西島 理衣
管理栄養士
千葉柏駅前胃と大腸肛門の内視鏡日帰り手術クリニック健診プラザ所属の管理栄養士。子どもから大人までの食育と栄養指導に携わり、「薬だけに頼らない健康づくり」をサポート。日常生活で実践しやすい食事アドバイスを得意としている。食事から始める健康づくりを、千葉柏駅前健診プラザでお手伝いしている。

あまち
2022年よりフリーランスとして活動中のWebライター。現在は2児の母として育児と仕事を両立に奮闘中。趣味は家族とのレジャーや、カフェで過ごすひととき。